不都合なことを好都合にする方法
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
どうして、こんなに
不都合なことばっかり?
よくよく考えるとです。
自分の周りの世界は、「不都合なこと」ばっかりであることに気づきます。
わたし達のたいがいの野望・希望・願望などは、いろいろな障害(不都合なこと)に邪魔をされます。
たとえばです。
「来年は合格だ!」「猛勉強や!」「人生をかけるぞ!」
マヂ 勉強一本じゃい!
なんて、真剣に思ってたら、
突然、目の前に、ものごっつい可愛くて「気になる子」が現れたとか…。
もう、この段階で
勉強に集中できひんのやで…
ヤバイのとちゃう?
「よし、今度こそ、ダイエットじゃ!」
「ウチをアホにしたやつらを見返してやるのじゃ!」
と、威勢よくタンカを切ったら、
その後すぐに、大好きなお店のロールケーキ「1本まるごと」をお土産にもらったとか…。
いきなり「決心をくじく」大事件や
ぅんなもん…
食べてしまったわな…
こっちの都合なんて、一切無視!
そしてです。
何が一番
厄介かと言うと!
このような「不都合なこと」は、こちらの都合なんて、一切無視でやって来ることです。
ふくカエル
ふくネコ
こちらの要望なんてオール無視です。
しかも、全くの予想外のタイミングで起きます。
だから、私は思うのです!
だからです!
ウチ(訳:わたくし)は思うのです。
このような「不都合なこと」を投げつけてくるやつ(神さまか…?)は、
きっと!
こんなことを
考えとーのと
ちゃうか?
きっとそーやで!
・
・
・
・
よう、わしじゃ~「神さま」やで…
この、
あほたれがー!
そんなもん…
忖度(そんたく)なんか
できるかーい!
知っとぅーか?
人間って、今80億人いるのやで!
80億人の、君ら全員の都合なんて
いちいち聞けるかいな!
いちいち聞いとってみぃ?
「あっち」の都合を立てたら、
「こっち」の都合が立たへん!
てーのが、
必ず出てくるのやで!
あっちを喜ばしたら…
こっちが泣きよる…
そらもう、
えらいことになる!
ぅんなもん、
ひとりひとりの都合なんて
考えとられるかーい!
そやからな、
わしは、
「中立」なんや!
なんと言おうが
「わしは中立!」
ほな、さいならー。
神さまでおましたー。
てな、ことを言ってそうです。
でも、えらいことになる!
でもです。
だからと言ってです!
このまま、
ほったらかしにしてたら…
次から次から、さらに「不都合なこと」にわんさかわんさかと出てくるに違いないです。
それこそ、
えらいことになります。
絶対にな…、
一切、身動きできなくなる。
ぜったい〇ぬぞ!
だから、
なんとかせな、あきません!
こんなのが、
いいわけ、ありません!
絶対にあきません!
こりゃ、
なんとかせな、アカン事態です!
こうなりゃ、変えてやろうじゃん?
こうなったらです。
「不都合なこと」を
「好都合」に変えてやろうじゃ
あーりませんか!
そこで、こんな方法はどうでしょうか?
そこでです!
こんな「方法」はどうでしょうか?
これです!
自ら切りひらく
人にとって好都合といえるものは、自分で努力して成しとげたことだけである。それなのに、ただ期待するから不安になるのだ。
アラン「幸福論」より引用
とにかく、期待せず、自分からとっと動く!
ことです。
この言葉をさらに、ウチの言葉で意訳すると…
いつまでも期待せんと、
「自分自身」を
変えてみる
ということです。
つまるところ、
これに尽きると思うねん!ウチは、確信しとる!
なぜ、「自分自身」を変えなアカンのかな?
「不都合なこと」を変えるのは、本当に難しいから
なぜならです。
「不都合なこと」それ自体を変えることは、本当に難しいからです。
たとえばです。
- 偶然の事故
- 不治の病
- 人間関係上のトラブル
- 自然災害
などがそうです。
このような「不都合なこと」は、外的な要因(自分以外の原因)も絡まっているので、簡単には変えられません。
ふくカエル
ふくネコ
まだマシ(簡単)だから
それにです!
「不都合なこと」よりも、「自分自身」を変えることの方が、まだマシ(簡単)だからです。
もちろん「自分自身」を変えることは、難しいです。
ここでお伝えしたいのは、
「不都合なこと」を変えることに
比べたら、まだまだ「マシ!」ということなんです。
ふくカエル
ふくネコ
じゃあ、どうすればいいのかな?
じゃあ、具体的に「自分自身を変える」とはどうすればいいのでしょうか?
ウチは、次の5つことをお勧めしたいです。
- 自覚する
- 思考パターン(考え方の癖)を変える
- 期待しない
- 行動する
- 自分の能力を信じる
1.自覚する
まずは、次のことを自覚します。
「不都合なこと」は、
- 自分が「そう」考えるからそうなる!
- 自分が、わざわざつくり出していることが多々ある
ふくカエル
ふくネコ
2.思考パターン(考え方の癖)を変える
次に、自分自身の「思考パターン(考え方の癖)」を変えてみます。
具体的には、
「不都合なこと」を「好都合なこと」に変換できる「考え方」をいくつか自分の中に仕込んでおくんです。
もうダメだ!アカン!
とすぐに「不都合な状況だ!」とマイナスととらえる「自分の思考パターン」を
こりゃラッキーじゃね!
好都合じゃね!
と「好都合じゃね!」とプラスにとらえる「思考パターン」に変えることはできると思うのです。
ちなみに、ここで言う考え方とは?
ちなみに、ここで言う「考え方」とは、
簡単に言うと
「発想の転換」
のことになります。
ふくカエル
ほんでな、
いくつか考えてみました。
これです!
- 固定観念・偏見を捨ててみる
- 二面性に気づいてみる
- 考える視点を変えてみる
などです。
ふくカエル
ふくネコ
固定観念・偏見を捨てる
まず、次のような「発想の転換」をして、「思考パターン(考え方のくせ)」を変えてみます。
自分の置かれた状況や環境を「不都合だ」とすぐに決めつけてしまう「固定観念・偏見」を捨てる
たとえば、このような「固定観念・偏見」です。
- 「~べきだ」「~になるのが当たり前だ」という頑固な考え方
- 否定的な思い込み・決めつけ
- 今まで常識だと思っていたこと
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
二面性に気づく
次に、次のような「発想の転換」をして、「思考パターン(考え方のくせ)」を変えてみます。
あらゆるものには「良し悪し」という二面性がある
実は、「不都合なこと」と「好都合なこと」は表裏一体なのです。
ふくカエル
「不都合なこと」のうしろに「好都合なこと」が、必ず隠れています。
ふくカエル
ふくネコ
常日頃から、
このような「二面性」を
意識していると、
突然「不都合なこと」が起きたとしても、
即座に「好都合なこと」もを考えられるので「解決の糸口」が見えてきたりします。
また、「不都合なこと」ばかりを考え、さらなる泥沼にハマるという落とし穴にはまらずにすみます。
ふくカエル
【たとえば、】
ウチは、二面性を、こんな風に利用しました。
【病気が発覚したとき】
失ったもの(健康)は確かに痛かったです。けど…、
「大切なものが分かったので、良し!」とプラスに考えることにしました。
【人間関係のトラブルに遭遇したとき】
たしかにメンタルがやられました。けど…、
逆に「この機会をうまく利用できたら、逆に理解し合えるかもしれない」「ピンチはチャンスや!」とプラスに考えることができました。
【自然災害の危機に面する度に】
災害の報道を見て、本当に恐ろしくなりました。けど…、
「災害の備えをチェックしよう」とプラスに考えるようにしています。
【その他の不都合さに遭遇したとき】
たしかに、ものすごくしんどいです。けど…、
「これは、自分が成長するための『課題』かもしれない」とプラスに考えるようにしてます。
ぶっちゃけると、思った通りにうまくはいきません(不都合なことを引きずっています)。
でも、
「二面性」を意識することで、
「どうすれば、不都合さを好都合にチェンジできるか?」の発想の転換にはなっているし、間違いなく、何もしないよりは絶対にマシです。
ふくカエル
ふくネコ
そやから、ダマされたと思って
やってみて!
さらに、考える視点を変える
さらに、次のような「発想の転換」をして、「思考パターン(考え方のくせ)」を変えてみます。
視点を変えて「不都合なこと」を広い視野で全体を把握してみる
ふくカエル
ふくネコ
1.真正面から見てみる
真正面から全体像を見ると、
- 等身大の自分(小さい自分)
- 自分の視野の狭さ(小さい自分)
- 「不都合なこと」の実際の大きさ(結構小さかったりする)
などが見えてきます。
2.横から見てみる
次に、横から見ると「立ち位置」が変わるので、「不都合なこと」の別の面が見えてきます。
ふくカエル
3.さらに、上から見てみる
そして、さらに全体像を上から見ると、
もっと客観的に観察でき、冷静に判断することができます(冷静さがマヂで戻ります。これは嬉しいです)。
もう一つ、イメージができない方へ
とても参考になるTwitterの投稿をみつけましたので、ご紹介します。
事物は、見る方向(観点)が違うだけで
「こんなにも違う!」ことがイメージできると思います。
観点が重要 pic.twitter.com/30pHenq6ER
— 美しき物理学bot (@ST_phys_bot) January 17, 2020
【ちなみに…】
ウチの場合は、「考える視点を変える」ことで次のようなことに気づきました。
「不都合なこと」を何度も経験しておくと、ストレスに耐性がつくこと
「不都合なこと」の経験値が高いと、それがそのまま「人生の最大の武器」になること
「不都合なこと」は「笑い(ユーモア)」で解釈すると意外と楽になること。
「不都合なこと」をいろいろと経験することで「自らが話す内容」に重みがでてくること。
「不都合なこと」にぶち当たって、必死に乗り越えた「回数」は、成功したときの「周囲の妬みや嫉妬」を跳ねのける「強さ」や「説得力」となること。
こんなにエグイ体験をしてるから
妬みや嫉妬心から
足を引っ張られてもな
「それだけ、苦しんでんぞ」
「何もせえーへんかった君らよりも、
がんばったからな」
妬まれても「やましい気持ち」
なんて一切ないで。
以上のようなことに気づいたときは、ほんとに電気が走りました。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
好都合が見える視点に
「移動する発想」が
ほんまに重要やと思います。
ウチもこのことに気づいてから、びっくりしました。
3.期待しない
また、期待しないようにします。
「不都合なこと」が自然に(勝手に)変わることを期待するのは、甘すぎます。
このような期待は、
百害あって一利なしです。
なぜなら、自分の思い通りにならない現実にさらに苦しむことになるからです。
ふくカエル
ふくネコ
ウチは思うのです。
自分では、努力を一切しないで、周囲に期待して、他人任せたり、過度に神頼みをすると、
- 自分の「期待通り」にならない
- 自分の「お願い通り」にならない
不都合なこと(状況や環境)にどんどん精神的に追い込まれて、病んでいきます。
そのうち、「周囲への期待」「神さまへ願い」が「憎しみ・恨み・憎悪・怒り」の感情に変わります。
なんでウチのこと
助けてくれへんのじゃ!
お前ら全員、呪ってやる!
と、とんでもないことになります…
期待というものは、その対象を間違えてしまうと
ふくカエル
ふくネコ
4.行動する
さらに、ひたすら行動します。自分にとって「快適な環境」を求めて行動することです。
ちなみに、自分自身の居心地のいい環境はどのようなものかをあらかじめメモに書いておくと、行動しやすいです。
5.自分の能力を信じる
最後に、自分の能力を信じることも付け加えておきたいです。
「不都合なこと」を「好都合なこと」に解釈しなおせる能力が自分にはあると信じます。
ひょっとして、
ものごっつい能力があるんと
ちゃうか?
ふくカエル
そうすると、どうなるのかな?
プラス思考になる
以上のことを愚直に心がけると、プラス思考になってきます。
「プラスに考えよう」という意識が働き出すのです。
たとえば、
あのとき不合格になったから、
「この道」が開けた。
だったら、今回の「不都合なこと」も「道が開ける」ポイント、スイッチかもしれない…とプラスに考えられるようになれます。
今までに「嫌なこと」を
いっぱい経験してるけど
おかげで
「話す言葉」を
選ぶようになった
内容にも深みが出てきた。
だったら、今、直面している「不都合なこと」も、「自分の糧になる」と思って利用すればいいんや…とプラスに転換できるようになれます。
あの時、失恋したから
素晴らしい人に出会えた
だったら、今回の失恋(不都合なこと)も…「すべては次に出会う人の為に『必要なことだ』と思えばいいんだ!」とプラスに考えられるようになります。
ふくカエル
てな感じです。
自慢できる勲章になる
「不都合なこと」を「好都合なこと」に変えられるようになってくると、自分が経験した「不都合なこと」すべてが、近い将来、自慢できる「勲章」になります。
普段は見えへんけどな、
あるとき(特別なとき)になると…
分かる人には見えてくる
「勲章」になるねん。
「不都合なこと」にもがき苦しんだ事実が、すべて「勲章」になります。
最高の武器になる
それにです。
この「不都合なこと」を「好都合に変える」方法そのものが、自分の人生を生き抜く上で「最大の武器」にもなってきます。
言い換えれば、
多くの「不都合なこと」を次の幸福への「スイッチ」「チャンス」に変えられる「スキル」になる
のです。
ふくカエル
- 「不都合なこと」の裏側には、必ず「好都合なこと」がある
- この考え方(発想の転換)を常日頃から心がけておく
以上の2つだけでも習慣化しておくと、本当に苦難を幸福へのスイッチやチャンスに変えることができます(と思うねん)。
ふくカエル
ふくネコ
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第4章 行動について」
「No.92 自ら切りひらく」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 不都合なことは放置しているとどんどん増えてきます。
- 「不都合なこと」は、待てばそのうち「好都合なこと」に変わる…と思ったら大間違いです。
- 「不都合なこと」はなかなか変わらないので、発想の転換をして「不都合なこと」を「好都合なこと」に変えたほうがいいです。
- そうすれば、「不都合なこと」に揺らぐことがない「自分自身」をつくり出すことができます。
誰かに言うたかて、人から認められたかて、辛い現実は変わらへん。
自分が変わらな、辛い現実を変えることはできひん…。
当たり前のことなんやけど、つくづく思う。まずは自分。
ストレスを減らす。
よく寝て、ちゃんと食べて、そしてしっかりと笑う。
些細なことで動揺しない自分を作ることから…— ふくカエル@猫さん好き好き (@Fuku_78) November 25, 2021
直面している「不都合なこと」のほとんどは、自然と改善・解消することはまずないです。
ですが、その「不都合なこと」に直面している自分自身は、根性を出せば、今すぐからでも変えられます。
「不都合なこと」の背後にある「好都合なこと」に目を向けられる自分自身に変えることです。
人は、視点を変えるだけで(別の言い方をすれば「考え方を変える」)だけで、目の前の状況がガラリと変わることがあるんです。
もし、苦しんでいるのだったら、
ぜひ、試してみて!
ふくカエル
ふくネコ
ここで、一番やっちゃダメなことは、
自分自身からどんどん「不都合なこと」に慣れてしまうことです。
慣れてしまうと、どんどん自分の手足の自由が奪われて、無気力になり、生きづらい人生になります。
実は、ウチ自身も、今「不都合なこと」に直面しています。日々、どんどん状況が変わるので泣きそうになってます。
「不都合なこと」「困難なこと」にぶち当たるたびに、「好都合なこと」「おもろいこと」「笑えること」を探しまくっています。
ウチが、未だしぶとくメンタルが潰れていないのは、この「発想の転換」のおかげだと自負してます。はい。
これをご覧になった皆さんに「なにがしかのヒント」になれば…とても幸せです。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。