退屈な時間をなくす方法とは?
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第4章 行動について」
「No.97 理解し、行動する」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
理解し、行動する
理解することと行動することこそ、本当の療法である。
アラン先生「幸福論」より引用
退屈だ!
何もすることがなくて、ついついぶらぶらすることないですか?
一日、ぼお~と過ごし、あくびばっかりする「退屈人間」になることです。
ほんま、
毎日がおもろないわ~。ってな感じです。
カエル風アラン先生の言葉
こんなときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
人間はしばしば
退屈に襲われるときがあるねん。
することがなくて
時間を持て余し、
その状況に嫌気がさすねんよ。
でもな、
さすがにこの状況は
よくないねん。
早く治療したほうがいいねん。
とっておきの方法があるから
お知らせしとくね。
退屈な時間をなおす、とっておきの方法とは?
これです!
理解すること
行動すること
理解するとは、自分が今するべきことは何かを理解することです。
行動するとは、自分が今するべきことを理解したら、即行動することです。
なぜ、理解し、行動したほうがいいのかな?
何もしなければ、不安と後悔するから
まず、何もせずぶらぶらしていると、不安や後悔をするからです。
余計なことを考えすぎて、しなくてもいい不安や後悔をします。
たとえば、
このままで人生が終わるのではないかという不安になったり、
あたし、
このまま何もなく死んでまう?
たとえば、
自分が出来るときにしないで、精神的にも肉体的に余裕がなくなって何もできなくなってから、
「あの時にしておくべきだった~!」と大きな後悔をするのです。
結局、できひんようになった!
この不安も後悔はともに、
一度ハマってしまうと、そう簡単には抜け出すことができない感情なので怖いのです。
逆に、理解し行動すれば、どんどん見えてくるから
逆にです。
理解し、行動すれば、次にするべきことがどんどん見えてくるからです。
自分がするべき
- 課題
- 問題点
がどんどん見えてきます。
時間が充実するから
さらにです。
自分のするべきことが見えてくると、どんどん退屈だった時間がなくなり、時間そのものが充実してきます。
自分の全ての時間を
- 理解すること
- 行動すること
で費やすことになるからです。
ふくカエル
ふくネコ
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
まず、自分にとって何が必要なのかを理解する
まず、今の自分にとって、
- 必要なものは何か?
- するべきことは何か?
を理解します。
次に、適した行動を直ぐにとる
次に、自分が理解した「必要な内容」や「するべき課題」に一番適した行動を直ぐにとるようにします。
「失敗を恐れずに即行動する」ことがコツです。
「失敗すれば、試行錯誤すればいいさ!」と気楽に考えて行動すると、余計な緊張がなくなります。
たとえば、こんな方法!
たとえば、次のような方法はどうでしょうか?
ふくカエル
自分がとるべき一番適した行動を模索する方法です。
そして、自分が「できる事」「できない事」をそれぞれに書き込んでいきます。
自分が「好きな事」「嫌いな事」に分けてみます。
「好きな事」「嫌いな事」を分けてみます。
この方法はお勧めです。
紙に書くことで、自分を客観的に見ることができ、「今の自分が出来ること」を正確に理解することができます。
ちなみに、この表は「いつやるか、今でしょ!」で有名な林修先生がテレビ番組でお使いになる「表」に、自分の普段やっていることなどを置き換えて、アレンジしてみました。
逆に、注意することとは?
実は、退屈をなおす際に注意することがあります。
考えること
それは、考えることです。
考えること自体は、別に悪いことではないのですが、
いつも自分のためになるとは限らないからです。
深く考えすぎると迷走することになるからです。
とくに
- 退屈
- 悲しみ
- 心配
- いら立ち
などは迷走しがちになります。
なぜなら、
- 堂々めぐりになって、ますます混乱する
- 自分を追い詰めてることになる
- 納得いかない結論に疲れる
なってしまうことが多いからです。
ふくカエル
ルソーの言葉
ルソー先生も、次のように言ってるそうです。
ルソーはこう記している。「瞑想する人間は、自然に反した生き物である」
本来、人間などの生き物などは、
自分が生きるために食物を求めたり、危険から身を守るためにたえず移動しなければなりません。
ふくネコ
瞑想は、この「絶えず行動する」といった本能とは、真逆の行為だと、ルソー先生は言っているようです。
ふくカエル
たしかに、瞑想も素晴らしい効果がありますが、
自分が神経質になって、考え込むとマイナスの方向へ行きそうなら、
瞑想を一度止めることを理解し、身体を動かすことにシフトチェンジするのも手です。
退屈な時間をなくすと、どうなるのかな?
本当に元気になってくる
あれこれと、
- 自分のやるべきことを理解して
- さっさと行動することに徹する
と、本当に元気になってきます。
退屈な時間がなくなると、
自然と悪いことを考えすぎる時間や習慣がなくなるのが大きいです。
自分が好きになる
また、退屈な時間がなくなると、自分が好きになります。
いつも何かにアクティブに挑戦している自分が、ちょっぴり好きになるのです。
退屈な時間をなんとか過ごすために、
他の人の言動などに向いていた目線が、自分自身の活動に向くからだとわたしは考えています。
自分自身を大切にする気持ちが芽生えてきます。
ふくカエル
ふくネコ
まとめてみたkerokero
- 退屈な日々をなくす方法は、理解すること、行動することです。
- 何もせずにぶらぶらしていると不安と後悔することになります。
- 今の自分にとって何が必要なのかを理解して、一番適した行動を直ぐにとることです。
退屈にかまけてしまうと、ちょっと心が固くなってしまいます。
- モノゴトを観ても、あまり感動しなくなる
- それに、小さな幸せにも気づかないで、スルーしてしまう
といった状態になるのです。
心が固くなると、悪いことばかり考えたり、行動しちゃうのです。
たとえば、退屈しのぎに他人にいちゃもんをつけて、乱暴になったりします。
退屈すぎる状態が与える影響は、ものすごく大きいです。
だから、
あ~!おもろないわ~!
なんかええことないかなあ?
と、「平和な退屈さ」を感じる状態ぐらいにとどめておいて、
「病的な退屈さ」を感じる状態にならないように、自分をケアするのが大切だと思うねん。
ちなみに、ケアするお薬は、
- 理解すること
- 行動すること
この2つがよく効きまっせ~。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。