神のように見抜くって?
こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@知恵カエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
「第4章 知性について」
「No.132 人らしくふるまい、神のように見抜いてみる」
についてです。
教科書は、バルタザール・グラシアン先生(これからは、バル先生と呼びますね)「賢人の知恵」です。
よろしくお付き合いのほどお願いします。
バルタザール・グラシアン先生の「賢人の知恵」
全240テーマを自分になりに味わおうと試みています。
時々理解することに苦しんでいる時もありますが、
どうか笑ってお見逃しくだされば、幸いです。
人らしくふるまい、神のように見抜く
これが神の法則であり、
自明の理である。
バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」より引用
どんな人なのよ?
人らしく振舞うけど、神様のように見抜ける人ってどんな人なのよ?
そんな人おる?
化け物じゃな~いのかい?
なっ!
今回のテーマはむずかし過ぎます。
バル先生の言葉
今回のテーマがムズイと悩んでいるときに、
バル先生がいてくれたら、こんな風に言ってくれたかもしれません。
そりゃ、なかなか
おらんと思うわ。
きゃっきゃっ喜んだり、
わんわん泣いたり
ごうごう怒ったり
してても
いざとなったら
冷静に世の中を
見抜いて対処できる人やねん。
こんな人
おらんやろう?
でも、この感情と理性を
うまく使いこなせるのが
ええねん。
人らしく振舞うこと
こんな風に考えてみた
人らしく振舞うことを自分の「感情」に素直になって生きることとしました。
感情は欠くことができないもの
「感情」は、人間らしく生きていく上で欠かせないものです。
文化も芸術もほとばしる感情によって成り立っています。
じゃあ、どうする?
自分の人生の出来事をひとつひとつ大切に感じてみます。
バカにしないで、本当に素直に感じ取ってみます。
生身の人間であることを自覚して、喜怒哀楽を大切に生きてみます。
喜んだり
怒ったり
悲しんだり、
楽しんだり
することは、
人に迷惑をかけないのであれば、別に悪いことじゃないです。
神のように見抜くこと
こんな風に考えてみた
神のように見抜くことを、「理性」をもってモノゴトを洞察することとしました。
理性もまた欠くことができないもの
「理性」もまた、人生をより良く生きていくために必要なものです。
「感情」ばかりに素直になると冷静さを失うことがたまにあるからです。
じゃあ、どうする?
「理性については、バル先生はいろいろなテーマで教えてくれてます。
なのでまとめてみました。
相手の立場に立って考えるようにしてみる。
そうすると、どうなるのかな?
人生が、豊かで充実したものになる
自分の人生が、豊かで充実したものになります。
人生の機微を「感情」が丹念に摘み取ってくれます。
人とのつながりや心と心のふれあいを重厚なものにしてくれます。
人生に、良い結果をもたらす
そして、自分の人生に、良い結果をもたらします。
もちろん、「成功」はもちろんのこと、たとえ「失敗」であっても、
自分にとって「良かった!」と思えるものになるのです。
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
「感情」と「理性」のバランスがうまくとれず悩む人です。
でもたいていの人はこうです。
知恵のある人
豊かな感受性を持ち、日々の生活を大いに楽しみ、
鋭い洞察力を持って、冷静に判断できる人です。
でもめったにいません。
まとめてみたkerokero
- 人らしくふるまうことによって、人生は豊かで充実したものになります。
- 神のように見抜くことによって、人生によい結果をもたらすことになります。
- この2つはっきりしていることです。
【お知らせ】
バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」に出てくる言葉の厳選を試みてみました!
ご興味のある方は、こちらへどうぞ!
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、バルタザール・グラシアン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』によりました。