【不安と感情】悩み事があるときに、しないほうがいいこと
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
悩み事を抱えている
今日もモンモンと悩み事を抱えている同志よ(勝手に同志なんて言ってごめんよ)!
こんにちは!
今回は、悩み事を抱えるとついついやってしまいガチだけど、
決してしないほうがことをガチでお知らせしたいと思います。
ほんまやねん。
したらアカンことがあるねん!
これですねん!
ガチでしたらアカンことは、これでっせ!
これです!
ものごとを拡大解釈しない
ものごとを拡大解釈するこうした過程に、ほとんどすべての原因がある。
アラン「幸福論」より引用
ものごとを拡大解釈する!
ことです。
ちなみに、拡大解釈とは、どんどん自分に都合の良いように意味を広げて解釈することです。
幸せなことを拡大解釈するのはOKです。どんどんやって欲しいと思います。
そやけどです。悩み事をどんどん拡大解釈して、深刻に考えるのはアカンのです。
ふくカエル
ふくネコ
なぜ、拡大解釈するとダメなのかな?
小さいことがメガトン級になるから
まず、とるに足らない小さな悩み事でも拡大解釈すれば、メガトン級の悩み事になるからです。
たとえば、吹けば飛ぶような小さなコンプレックスをどんどん拡大解釈してしまうと、
どんどん深刻なコンプレックスになって、外を出歩くことさえ困難になります。
誰でも経験があると思うのですが、
とくにコンプレックスを拡大解釈するのだけはやめた方がいいと思います。
勘違いが横行するから
次に、自分の都合の良いように拡大解釈するので、どんどん勘違いが横行するからです。
勘違いが横行すると、思い込みや決めつけが激しくなります。
思い込みや決めつけが激しくなると、自分がもともともっている問題解決能力のパワーさえも落ちてしまいます。
この頃になると、友人からのアドバイスも頭ごなしに否定して聞き入れなくなります。
なんやねん、
こっちの気持ちも知らんと
ようそんなアドバイスしてからに。
もう、お友達とちゃうで。
と、面倒くさい独りよがりになるねん。
どんどん現実離れしていくから
また、勘違い、思い込み、決めつけなどが激しくなると、どんどん現実離れしていくからです。
本心では深刻になるのを恐れているくせに、自分の悩み事を深刻になる方向へ拡大解釈するので(ある意味、都合の良いように解釈する)、どんどん現実離れしていきます。
戻れなくなるから
さらに、現実離れがひどくなると、どんどん現実に戻れなくなるからです。
ふくカエル
ふくネコ
たとえば、
決めつけなどによる強い信念ができると、さらに現実離れに拍車がかかります。
「自分の悩み事は史上最悪で、神仏に頼るしかない!」なんて真剣に思ってしまうねん。
理性すらちょっと病んでしまってなりふり構わずになるねん。
「神仏に祈ることが理性的な判断や!」とすら思ってしまうねん。
ふくカエル
ふくネコ
本当の病気になるから
そして、拡大解釈をしてクヨクヨしてしまうと本当の病気になるからです。
本来なら治る病気でも、深刻な病気になってしまいます。
本当の病気になってしまってから、「やるんじゃなかった」と後悔しても、もう遅いです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
受け入れる
まずは、悩み事をそのまま受け入れます。
ああっ!自分は今
こんな悩み事を抱えてるねんな!
とひらめくことが大事です。はい。
原因は、拡大解釈にあると自覚する
次に、自分の悩み事をより一層深刻にする原因は、すべて拡大解釈にあることを自覚します。
どんどん拡大解釈するプロセスの中に、どんどん悩み事が深刻化していくプロセスが組み込まれていることに気づきます。
そうか!そうやったやな!
負の要素を探さない
さらに、
- 自分に悩み事がある
- 拡大解釈するプロセスに原因がある
以上の2点を押さえたら、もうこれ以上の負の要素を探さないようにします。
負のアンテナを捨てる!
自分が悩む回数を物理的に減らすようにします。
とくに自分に心に余裕がないときは、最悪の事態を絶対に想像しないことです。
たとえば、兆候だと思わない
たとえば、悩み事に関連することでつまづいても、それを兆候だと思わないことです。
兆候だと考えると、負の拡大解釈に確実にハマります。
ふくカエル
ここは兆候だと不安になるよりも、二度と同じミスを犯さないようにリスク管理のほうを徹底します。
何でもかんでも悪い事に結びつけて考える癖をなくすことは本当に大事なことです。
勝手に判断しない
また何よりも大事なことは、勝手にダメだと判断して決めつけないことです。
自己判断して、
- 病気だの
- 不幸だの
- 再起不能だの
- 終わりだの
悩みごとをさらに発展させて、勝手に決めつけないことが大事です。
それでも、拡大解釈しそうになったら
それでも、拡大解釈しそうになったら、次のように思ってみます。
悩み事がない人間なんて、
この世にいない!
みんな多かれ少なかれ悩み事を抱えています。
ただ表に出しているか、出していないかの違いだと思います。
「悩み事がない人間になる!」ということ自体が大きな思い上がりだということに気づくと、拡大解釈することがアホらしくなります。
そうすると、どうなるのかな?
悩み事に支配されなくなる
ものごとを拡大解釈しないようにすると、自分の悩み事にブンブン振り回されなくなります。
むしろ、時間を味方につければ、悩み事でさえも自然消滅していきます。
「賢人の知恵」人生の障害物に困っているときに、するといいこと。
これは病気や不安も同じです。
病気や不安も拡大解釈から生まれてくることに気づき、拡大解釈しないようにすれば、
(「本当の病気」や「老化現象」以外のものであれば)たいがいのものは消えていきます。
深刻にならない
なによりも悩み事が深刻にならないことです。
悩み事が深刻化するととんでもない方向に暴走するので、阻止できるのは本当にありがたいことです。
悩み事が深刻化すると、「死」が非常に甘くて魅力的なものになります。
(「もう、楽になりたい!」とか思って暴走するねん)
そうならないためにも、自分の精神的パワーが弱っているときは、
拡大解釈だけは止めるべきやと思うのです。
そやから、やったらアカンで!
拡大解釈するのは、ポジティブなことだけにしとってな。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 感情と不安について」
「No.021.ものごとを拡大解釈しない」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 悩み事があるときにしないほうがいいことは、拡大解釈をすることです。
- 拡大解釈をすると小さいことが大きなものになるからです。
- また、勘違い、決めつけ思い込みなどが激しくなり現実離れして戻れなり、本当の病気になってしまいます。
- 拡大解釈がいかに危険かを自覚し、負の要素を探さないことです。
- そうすると、悩み事に支配されなくなり、深刻になりません。
悩みごとを拡大解釈すると、どんどん自分の幸せの範囲を狭めていきます。
気づいたら周囲が真っ暗になってしまいます。
そやからすごく危険なのでやめてね。約束やで。
楽になる、楽しくなる、幸せになる、生きやすくなる拡大解釈はいっぱいしてね。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。