幸せな結婚生活を送るための方法
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
幸せな結婚生活を送る 1
ロマン・ロランが、そのみごとな著書の中で示唆している。
「幸せな結婚生活を送っている夫婦はめったになく、しかもそれにはもっともな原因がある」
アラン先生「幸福論」より引用
愛だけじゃ、ダメらしいぞ!
どうやら、愛だけでは、幸せな結婚生活を送ることができないようです。
よく周りを観察してみると、
あんなにラブラブで、
この度、結婚します!
とはしゃいでいた人たちが、数年経過すると
ほんま、腹立つねんよ。
なんにも手伝わへんねん。
ほんまに
結婚せえへんかったら
良かったわ~。
なんて、お互いの愚痴や文句を言っているのを目撃するのです。
ふくカエル
でも、どうして?
カエル風アラン先生の言葉
アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
そりゃ、そうやろ。
世の中見てたら、
よう分かるで。
幸せな結婚生活を送っている
夫婦なんて
おらへんで。
滅多におらへん。
まあな、これにもな、
もっともな理由があるねん。
なぜ、幸せな結婚生活を送れない?
もっともな理由とは?
愛だけでは危なっかしいから
まず、愛だけを頼りに結婚生活を続けるのは、危なっかしいからです。
愛だけでは、頼りにならん!
ということに気づくからです。
ふくカエル
たしかに、愛には最強のパワーがあります。
「愛は、そこにある!」と思えば、そこにあるものです。
でもです。
愛ほど、不確かなものはないです。
「愛は、既にもうない!」と思えば、その瞬間にシュンと消滅してしまうものだからです。
ふくネコ
このように非情に不確かな愛だけを頼りにして、
結婚生活を送るのは、非常に危なっかしいのです。
現実が見えてくるから
それに、結婚生活を送る中で、現実が見えてくるからです。
愛だけでは生活できひん!
働かなあかん!
という厳しい現実に気づくからです。
まず、
「愛し合っているから大丈夫!」
と、どんなに仲良くしていても、それだけでお金が湧いてくるわけじゃないです。
食べて生きていくためには、しっかり働きに出て、生活費を稼がなければなければなりません。
ふくカエル
ふくネコ
次に、家族が増えてくると、いろいろな責任や役割も増えてきます。
愛だけでは解決できない問題が出てくるのです。
ふくカエル
ふくネコ
また、その責任が重くなればなるほど、どんどん自分の自由も束縛されてきます。
ふくカエル
「ドキドキ感」がなくなるから
また、次第に、夫婦間での「ドキドキ感」や「ときめき」がなくなってくるからです。
ドキドキできなくなる!
刺激がなくなる!
ということにも気づくからです。
お互いに素顔をさらけ出しすぎて、ときめきを忘れてしまうのです。
恋愛していた頃のような「ドキドキ感」が、だんだんと少なくなります。
こんなキュンがなくなるねん。
なんで、あんなに
夢中になれたんやろうか?
と、つい遠くを見てまうねん。
好奇心や興味を失うから
さらに、相手への好奇心や興味をだんだんと失うからです。
今さら、
別に知りたくないねん!
と思ってしまうからです。
ありのままの自分でいられる「心地よさ」を手に入れる代わりに、
素の自分をさらけ出しすぎて、お互いに「相手のことを知りたい!」という欲望を捨ててしまうようです。
悪いところばかりに目がつくから
それどころか、
逆に、好奇心や興味を失う代わりに、相手の悪いところばかりに目がつくからです。
ほんまに
悪いところばかり
気になる!
と過剰に意識するからです。
マンネリ化した結婚生活を続くと、だんだんとマンネリ化が苦痛になってきます。
お互いに、相手の嫌なところばかりに意識するようになるのです。
ふくカエル
ふくネコ
脳の中でも同じになるから
そして、脳の中でも同じような状態になるからです。
ふくネコ
ドーパミンが出にくい!
という状態になるからです。
恋に夢中になって一番ドキドキしているときは、
- ドーパミンが出る領域
- ドーパミンが受け取る領域
などがバッカンバッカンと活性化しているそうです。
ファンクショナルMRIで、
恋に夢中で一番ドキドキしているときの女性の脳を調べたそうです。
ドーパミンとは、「快感や多幸感を与える」脳内ホルモンです。
人は、ドーパミンで興奮すると快感や幸福を感じます。
でもです。
長くつきあって倦怠期になると、このドーパミンが出にくくなるそうです。
ドーパミンが出にくくなると、
「快感」もまた薄れて、次第に恋愛感情も冷めてくるらしいです。
(これは、今のところ、あくまでも可能性の話だそうです)
以上は、
東京大学 定量生命科学研究所 脳神経科学者 奥山輝大准教授が、
NHKのEテレ「又吉直樹のヘウレーカ!」(2018年11月28日放送分)の中で、お話されていたことです。
脳の仕組みから考えると
恋をするとドーパミンが、どばっつと出るそうです。
恋が冷めちゃったときは、このドーパミンが出にくくなる。
そこで、なんとかオキシトシンを出して、
冷めちゃった恋を愛に変えて、人は成熟し幸福になるそうです。
→
— ふくカエル@にゃ~🐸 (@Fuku_78) August 23, 2019
じゃあ、どうすればいいのかな?
愛に固執しない
まずは、新婚時代のような「ドキドキする愛」に固執しないことです。
そんなもんは
すぐに変化するものだ!
と考え直します。
ふくカエル
変化を受け入れる
次に、「愛」の変化を受け入れます。
静かで、穏やかな愛もあるぞ!
と思い直します。
お互いに暮らし時間を経ることで、「愛」という感情はいろいろと変化していくものであることを理解します。
ふくネコ
新しい関係を築く
また、これから先の新しい夫婦の関係を築いていきます。
新しい関係を築くんだ!
と新しくスタートを切ります。
他の人たちと関わりあいを持つこと
さらに、夫婦以外の他の人たちと関わりあいを持つことです。
いろいろな人とつき合うぞ!
新鮮な風を入れるんだ!
新しい刺激を受けて、
自分をリフレッシュさせるんだ!
と考え直します。
ふくカエル
どうぞ、ご覧ください!
そうすると、どうなるのかな?
幸せな結婚生活を送れる
幸せな結婚生活を送られます。
愛だけを頼りにする生活を改めることで、
- 不確かな愛
- 常に変化する愛情
に惑わされずに、結婚生活を送ることができるからです。
精神的な不安定さから抜け出して、いつも安心できる結婚生活を送れます。
疑心暗鬼に惑わされない
次に、疑心暗鬼に惑わされずにすみます。
夫婦がお互いに愛の変化を受け入れて、新しい関係を築くことで、
愛以外の深いつながりを手に入れることができるからです。
- 信頼
- 安心
を手に入れると、自分の心の中の「疑心」がどんどん小さくなってきます。
ふくカエル
ふくネコ
感情的にならずに、いつも冷静な自分が取り戻せます。
幸せな結婚生活を送るためには、かっとなって衝動的な行動に及ばないことが大切です。
感情に振り回されずに、冷静になって自分たち夫婦間のことを見る目が大切になってきます。
冷静になれば、夫婦の関係性も見えてきて、自分がなすべきことも見えてきます。
ふくカエル
ふくネコ
冷静になればなるほど、自分たち夫婦が
- まだ、修復できる関係か
- 破綻しかない関係か
なども見えてくるそうです。はい。
まとめてみたkerokero
- 現実には、幸せな結婚生活を送っている夫婦は滅多にいません。
- 愛だけでは頼りないからです。
- 一緒に暮らすことで現実が見えてくるからです。
- 自分をさらけ出してしまうので、ドキドキ感や新鮮味がなくなるからです。
- ドーパミンが出なくなって飽きがくるからです。
- なので、みんな努力しています。
ちなみに、ロマン・ロラン先生の言葉で好きなのは、
ピラミッドは、頂上から作ることができない。
です。はい。
時間ができたら、ロマン・ロラン先生の著書もいっぱいあるので読みたいと思っています。
人生は短いから、急がないとアカンと思ってるねん。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。