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「幸福論」こんなことで無作法が分かっちゃうのよね。

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こんなことで無作法が分かっちゃうのよね

ふくカエル

こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@バルタンカエル)。

ご訪問いただきましてありがとうございます!

アラン先生の「幸福論」を勉強しています。

今回の勉強のテーマは、

「第5章 人とのかかわりついて」

「No.133 こんなことで無作法が分かっちゃうのよね」

礼儀正しさを学ぶ 4

ティーカップの持ち方ひとつとっても、その人の洗練度がわかるものである。

アラン先生「幸福論」より引用

仕草ってこわい

 

この人とっても造作は美しいのに、なんでか下品な人がいます。

 

家の中での態度が、透けて見えちゃうのです。

 

たとえばです。

 

とっ~てもキレイにお化粧してるのに、立て肘をついてご飯を食べちゃう人です。

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ふくカエル

ちょっと残念なんだよね

アラン先生の言葉

 

アラン先生は、こんな風に言ってるようです。

 

う~ん。

あのなあ。

すぐにバレるねん。

どんなに上品にしていても

その人の日常が

仕草となって

透けて見えるねん。

だから、

日頃から気をつけたほうが

いいねん。

なぜ、仕草ひとつで分かっちゃうのかな?

仕草は毎日行っている動作だから

 

仕草は、その人が毎日毎日行っている動作だからです。

 

なので、身体に染みついているのです。身体から発するニオイみたいなものです。

 

たとえば・・・。

お医者さんはどうしても、手の仕草や話し方に日頃の診察風景が現れちゃいます。

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学校の先生はどうしても、身振り手振りに背中の後ろにボードが見え隠れしちゃうのです。

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モデルさんはどうしても、ポージングがかっこよすぎて分かっちゃいます。fashion_model_woman

反対に、ダラダラ過ごしている人は、どうしても日頃のダラダラさが仕草になって現れちゃうのです。

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付け焼刃はすぐばれる

 

それに、取って付けたような付け焼刃はすぐにボロボロになっちゃうのです。

 

にわかに覚えた知識や礼儀作法は化けの皮が、すぐに剥がれちゃいます。

 

仕草や言動にいろいろと矛盾がでてくるからです。

 

どんなに礼儀作法を心得てるフリしても、

 

食事中のお箸の置き方や使い方で、日頃の行儀悪さがバレちゃうのです。

 

嫌い箸(きらいばし)は、分かる人にはわかっちゃうのでおっそろしいです。

 

 

握り箸

二本の箸を握りしめちゃう持ち方です。

幼い子が持てなくてついついしちゃう食べ方です。

「フォーク食べ」と似てます。

 

返し箸

複数人で料理を取り分けるときに、自分の箸を上下に逆さにして、取り分けることです。

自分の食べた個所を避けるためにしちゃうのですが、

これはかえって自分の食べたところを人に見せることになるので、マナー違反なのです。

こんなときは、別に「取り箸」をつかうのがマナーになります

よくやっちゃっている人がいますが、実はアウトです。

ちなみにお正月につかう「祝箸」の両端が細くなっているのは、神様と食事を共にするという意味があるのです。

「返し箸」をするために細くなっているのではないのです。

両端が細いのは、
わしと一緒に食べるためじゃ。
神様

突き箸・刺し箸

これです。これ!

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仏箸(ほとけばし)・立て箸

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ご飯に突き立てちゃう食べかたです。

これは、仏式のお葬式のときに死者に捧げるときのものです。

お箸をご飯に突き立てると「お前は死んだ人なのか?」と思われちゃいます。

 

合わせ箸・箸わたしkiraibashi11_hashiwatashi

箸から箸へと料理をわたすことです。

これは火葬場で遺骨を拾って骨壺に納めるやり方なのでご法度とされます。

ご遺骨への冒涜になるのです。

 

叩き箸

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箸で食器を叩いて音を立てることです。食器は打楽器じゃないのです。

食器を作った作家さんへの冒涜になります。

 

 

振り上げ箸

箸を手の甲より高く振り上げることです。

口より上に振り上げないとも言われます。

これをする人は品がない人と思われます。

 

指し箸kiraibashi03_sashibashi

箸で人や物を指し示すことです。

これって居酒屋でよく見かけます。

何気ない態度なのですが、「指し箸」はアカン箸です。

 

持ち箸

箸をもった手で食器をもつことです。これもよくやっちゃいます。

キャンプでやるのは仕方がないと思います。箸を落としちゃうもんね。

 

寄せ箸

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遠くの食器を箸で手元に引き寄せることです。

 

迷い箸(まよいばし)

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料理の上で箸を動かすことです。

「どれにしようかな?」と迷ったときによくしちゃいます。

涙箸

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汁を滴らせながら口に運ぶ食べ方です。

見た目も残念な食べ方です。

 

もぎ箸

箸についたご飯などを口でもぎ取っちゃう食べ方です。

お箸を湿らさないのでご飯がついちゃうのです。

ご飯をたべるときは、まず汁物を一口すすって箸を湿らすのがいいです。

 

舐り箸(ねぶりばし)

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これは箸をなめることです。

アカン、アカンです。

 

咥え箸(くわえばし)

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箸を口にくわえることです。

箸の置き場にまよって加える人がいます。あれです。

 

渡し箸

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箸休めのときに食器の上に箸をおくことです。

茶会や懐石のときは「取り箸」が「渡し箸」で供されますが、この場合はいいのです。

ゴチャゴチャになりそうですが、区別してね。

 

直箸(じかばし)

 

自分の食べた箸で、料理を取り分けることです。

ふくカエル

潔癖症には、耐えられません。

親しい間柄では、あえて「直箸で!」となるときもありますが、基本はダメです。

もっともこれは日本独自の嫌い箸で、「取り箸」の文化がない国では「直箸」でどんどんやってます。

 

込み箸

箸を使って口の中に大量の食べ物を詰め込む食べ方です。

お茶づけをサラサラ食べるときにやっちゃうやつです。

 

探り箸

箸を使って料理の中の具を探っちゃうことです。

嫌いな物をよけるときに使っちゃう食べ方です。

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嫌い箸とは、こんな感じです。この他にもいっぱいあります。

 

ふくカエル

お箸の使い方はむずかしい

じゃあ、どうすればいいのかな?

日頃から意識してみる

 

日頃から「何気ない振舞いに、自分の毎日が見られている」と意識しているのがいいです。

 

だらしない態度は、その人の雰囲気に現れちゃうことを肝に銘じておくといいかもです。

 

日頃から意識して気をつけているだけでも、だいぶん違います。

 

洗練さは、何度も何度もやってみることで身につけられるものです。

 

優雅で高尚になるには、磨きをかける時間が必要になります。

 

毎日磨きまくることで、洗練さも仕草の一つとなっていくのです。

そうすると、どうなるのかな?

押しつけがましさがなくなる

 

「わたしは礼儀正しいんですよ!」なんて押しつけがましさがなくなります。

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「どうだ、見ろ!」なんて仰々しさが影をひそめます。

まとめてみたkerokero

 

  • その人の礼儀正しさは、何気ない仕草に現れてしまいます。
  • にわか知識はすぐにバレちゃいます。

アラン先生が言うには、フェンシングの達人はコーヒーカップのスプーンのかき混ぜる動作で、相手の腕前を判断できるのだそうです。

茶道の達人は、たとえば台所のふきんのたたみ方ひとつで、その人の腕前がわかるそうです。

怖いです。

何気ない仕草に自分の暮らしが見え隠れしてます。

ふくネコ

最後まで、読んでくださってありがとうございます。

またのお越しをお待ちしております。

ふくカエルでした。

なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』によりました。