最高の贈り物とは、これです
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第7章 幸福について」
「No.198 幸せこそ最高の贈り物である」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
幸せこそ最高の贈り物である
それは、幸せこそ―わたしが言うのは自分で勝ちとる幸せのことだが―もっともすばらしく、もっとも惜しみなく与えられる贈り物だということである。
アラン先生「幸福論」より引用
最高の贈り物をしたい!
誰でも、最高の贈り物をしたい時があります。
ふくカエル
ふくネコ
最高の贈り物で困っている方に朗報です!
最高の贈り物とは何か?
をアラン先生が教えてくれています。
どう、知りたくないかい?
カエル風アラン先生の言葉
アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
最高の贈り物をしたいの?
だったら、あなた。
宝石なんて送っても無駄よ。
売り飛ばされちゃうわよ。
価値が分からなければ一緒よ。
でも、心はちょっと違うわ。
じわじわと効いてくるし
誰でも最後には
分かるのよ。
「最高の贈り物だった」ってね。
やっぱり、幸せよ。
幸せ。
それが最高の贈り物よ。
ふくカエル
最高の贈り物とは、これ!
これです!
「自分の幸せ」を施すこと
です。
何を言っとるんや!
と、言われそうですが、
「自分の幸せ」は、間違いなく世界で最高の贈り物になるのです。
なぜ、自分の幸せなのかな?
貴重なものだから
なんと言っても、「自分の幸せ」は貴重なものだからです。
ちょっとやそっとではつくり出すことができません。
自分の幸せをつくり出すまでには、
- たくさんのできごと(災難や障害)
- たくさんの人達(人間関係)
など、いろいろな困難に直面しては、絶えず全力で戦い続けなければなりません。
このような努力と執念の末に、やっとこさの思いでつくり出されたものです。
なので、このような心血注いだ「自分の幸せ」は「最高の贈り物」にならないわけがないです。はい。
非常に役に立つから
また、「自分の幸せ」は、相手の不幸せを払いのける上で、非常に役に立つからです。
愛する人たちの退屈、悲しみ、不幸せに打ち勝つことができます。
不幸せな人を救うには、「自分の幸せ」でもって救う方法が、一番すぐれたものです。
相手をどん底の状態から救うことができる「自分の幸せ」は、「最高の贈り物」になります。
惜しみなく与えることができるから
そして、「自分の幸せ」なので、誰に遠慮せずに、どんどん惜しみなく与えることができるからです。
足らなくなったら、後から自分でどんどんつくり出せばいいことなので、枯渇することはありません。
ふくカエル
このように、「自分の幸せ」は「最高の贈り物」になります。
義務でもあるから
それに、相手を救うことは、幸せをつくり出した者に課される義務でもあるからです。
このように、「自分の幸せ」は「最高の贈り物」になります。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
退屈さを追い払う
まず、いつでも上機嫌を発揮し、相手の退屈さを追い払います。
退屈は、不安や後悔を引っぱり出し、どんどん人を不機嫌にさせ、怒りを誘発します。
なので、相手の退屈さを阻止し、できるかぎり活力を取り戻させるために、
どんなに相手が不機嫌であっても、腐らずに上機嫌機で活気あふれる振舞いや態度で接します。
嫌味やそそのかされても、
じっと耐えて、
上機嫌で振るうねん。
たとえば、
- 情熱
- 夢中
- 生きがい
- 活力
- モチベーション
などをさりげなく示すようにします。
退屈だ~!無気力やねん!
と言ってる人は、とにかく手ごわいのです。
このような人の前で、いつも機嫌よく振舞うことは、相当な根性がいるし、強い精神力がないと続かないのです。
なので、相手の退屈さに負けないように、「自分の幸せ」を充実させる必要があります。
悲しみを癒す
次に、いつでも上機嫌を発揮し、相手の悲しさを癒します。
いつも
- 明るい言葉やあいさつ
- 心からの感謝の言葉
- 喜びに満ちた表情
- 穏やかな笑顔
- 上機嫌な振舞いや態度
で接します。
このような幸せな気持ちで行ない続けることで、相手の悲しみを癒すようにするのです。
悲しみもまた、相当手ごわい相手です。
相手は、悲しみを払しょくできずに、同じところをグルグル考えてしまっている状態に陥っています。
こちらの言っていることに耳を傾けません。
たとえ、聞いているような様子であっても、一切心に響いていない感じになるのです。
このような状態から、相手を引っぱり出して救出するのですから、
何度も何度も、同じことを繰り返す必要があり、とても時間がかかります。
ふくネコ
相手の悲しみに寄り添い、一緒に乗り越えられるには、自分の中に「極上の幸せ」を持ちあわせている必要があります。
不幸せを一緒に克服する
そして、相手を不幸せにしているさまざまな感情の一切を一緒に克服します。
相手がどんなに崩れようとも、倒れようとも、何度も立て直すチャンスを与えてあげます。
相手がどんなに八つ当たりをしてきも、上機嫌な態度や振舞いを崩さずに、
何度も何度もトライして不幸を一緒に克服するように促します。
相手の理不尽な態度に我慢する必要も出てくるので、「自分の幸せ」を失わないようにします。
そうすると、何に気づくのかな?
幸せの誓いは、深遠なものがない
幸せになるという誓いほど、愛において深遠なものはない
「自分の幸せ」を施し、相手の不幸せなどを払拭することが、
どれほど困難なことで、大変なことを理解することができると、
あたしたち、幸せになります!
という「愛の誓い」ほど、深遠なものはないことに気がづきます。
キリスト教式でいうと、あの、「その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?」というやつです。
ふくカエル
ふくネコ
お互いが幸せになるためには、相手が不幸せな状態に陥れば、それを全面的に受け止めること、
さらに、自分の責任でもって、自分の幸せの全てをかけて、全力で相手を救い出すことを誓うからです。
相手が抱えた不幸せを克服するために、砂を噛むようなツライ時間を共に過ごす根性がいります。
ほんまに
相当な覚悟と
根性がいります。
ふくカエル
ふくネコ
まとめてみたkerokero
- 最高の贈り物とは自分で勝ち取った幸せのことです。
- 自分で勝ち取った幸せほどすばらしいものはないです。
- また惜しみなく与えることもできます。
- 具体的には、自分の幸せで相手の不遇さに打ち勝ち、幸せにすることです。
- 幸せになるという誓いほど、愛において奥深い意味を持つものはないです。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。