【人生について】過去や未来が頭から離れないときに、すること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
あかん…頭から離れへん!
たまに、
こんなことありせんか?
「過去の失敗」とか「未来の不安」などが気になってしかたがなく、頭から全然離れなくて困ることです。
気になって、しゃあないねん!
もう、耐えられへん!
たとえば、こんな感じ…
過去の失敗を何度も何度も思い出しては、
くそっ!あんなことがなければ
今頃……くそっ!
と地団太を踏むとか…
なんで、あんなことしたんやろう?
どうか、しとった……
とやたら毛を掻きむしるとかです。
またあるいは、未来のことをあれこれ考えては、
絶対、失敗するに決まっている
今までうまくいった試しがない。
もう、逃げ出したい…
とやたら弱気になってしまうなどです。
このような「過去の後悔」や「未来の不安」が頭をよぎり気になってしまうと、もう全く身動きがとれなくなります。
ふくカエル
こんなときは、
どうすればいいのでしょうか?
こうしてたら、ええのです!
これです!
過去や未来にとらわれない
「人が耐えなければならないのは現在だけ。過去も未来も無害である。なぜなら過去はもう存在しないし、未来はまだ存在しないのだから」。ストア学派のこの主張は、まったくその通りである。
アラン「幸福論」より引用
耐えるのは、現在だけにする
ことです。
「耐えるべき」は現在だけにして、過去や未来は「耐えるに値しない」と考えます。
ふくカエル
なぜ、過去や未来は「耐えるに値しない」のかな?
過去も未来も、無害だから
「人が耐えなければならないのは現在だけ。過去も未来も無害である。なぜなら過去はもう存在しないし、未来はまだ存在しないのだから」。ストア学派のこの主張は、まったくその通りである。
なぜならです。過去も未来も無害だからです。
ふくカエル
ふくネコ
というのは、どちらも存在しないから
なぜ、無害なのか?
というと、過去も未来もどちらも存在していないからです。
- 過去は、すでに過ぎ去ってしまったもので、もう存在しないから
- 未来は、いまだ到来しておらず、そもそも存在していないから
です。
そうやねん!
よくよく考えると
そうやねん!
たとえば、過去の後悔は「嫌やなあと思った出来事」があっただけなのです。
その証拠に、自分のまわりの人達はすっかり忘れていることが多いです。
未来の不安も「どうなるのかまだ分からない未定の状態」です。
ひょっとしたら大成功を収めるやもしれず、ただ取り越し苦労をしているだけかもしれないのです。
自分のイメージにすぎないから
さらにです。過去や未来のことが耐えられないと思うのは自分のイメージにすぎないからです。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
自分を悩ませている過去や未来は、自分の想像の産物にすぎないのです。
「過去の後悔」も
「未来の不安」もな…
全部、自分のイメージやねん!
実際に自分を悩ませているのは、
紛れもなく
自分の想像(イメージ)やねんで!
ふくカエル
ウチ(訳:わたくし)も
このことに気づいたときは、
ほんまに、ハッとしたよ。えっつ、そうなん!
って目ん玉がでたで!
じゃあ、なぜ「耐えるべき」を現在にするなのかな?
本当に実害があるのは、現在だから
なぜなら、本当に実害があるのは現在だけだからです。
ふくカエル
ふくネコ
次から次からと痛い結果(苦痛)をわたし達に叩きつけているのは、今この瞬間である現在に他なりません。
ぐっちゃと痛いのは、
ぐっちゃ!と
やられた今この瞬間やねん!
現実に自分を苦悩させているのは、現在だけなのです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
まずは、わざわざつくり出さない!
まずは、
- 過去の後悔
- 未来の不安
といったものをわざわざ自分から作り出さないことです。
自覚する!
次に、このように過去や未来にとらわれるのは、
自分の想像(イメージ)が犯人である!
ことを自覚します。
ふくカエル
ふくネコ
強く決意する!
自覚するだけでは頼りないので、さらに強く決意します。
過去の後悔や
未来の不安なんぞに
絶対にとらわれへんぞ!
と決心することも大事です。
頭をよぎったら、手で追い払う
それでも「過去の後悔」や「未来の不安」が頭をよぎったら、手で追い払います。
ほんまに、来んといて!
めっさ迷惑やねん!
ハッキリ言って邪魔やねん!
と手で追い払いましょう!
そして、シンプルに考える
そして、自分が直面している「現在の問題」だけをシンプルに考えます。
ふくカエル
現在の問題に、過去の後悔や未来の不安をごちゃ混ぜにして考えると、余計に問題が複雑になります。
こんがらがるねん。
現在の問題だけをシンプルに考えると、解決しなければならない問題点がおのずと浮かび上がってきます。
過去の出来事については…
必要以上に振り返ってグチグチ後悔するのではなく、シンプルに「危機管理のひとつや」として考えます。
こんなことが起きたら、次はこうするで!
と考える機会をもらったんや!
とシンプルに考えてみます!
未来のことについては…
必要以上に考えて不安になるのではなく、シンプルに「希望」や「覚悟」のひとつとして考えます。
もし、失敗しても
希望を持つようにしよう!
と覚悟しておくとほんまに失敗しても
ダメージは小さいもんやで!
そうすると、どうなるのかな?
苦悩がぐーんと減る
まず、現在だけに耐えるようにすると、苦悩することがぐーんと減ります。
確実に
- 過去の後悔
- 未来の不安
などがなくなるからです。
人生もシンプルになる
また、人生もいたってシンプルになります。
現在を耐えれば、全てにつながる
そして、今この瞬間である現在を耐え抜けば、全てにつながることに気づきます。
この瞬間を耐え忍んで良きものにすれば、
- 「過去の後悔」は「過去の素晴らしき教訓」へと
- 「未来の不安」は「未来の希望」「未来の可能性」へと
それぞれの意味あいがどんどん変わってきます。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第3章 人生について」
「No.78 過去や未来に縛られないようにする方法」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 過去や未来が頭から離れないときにすることは、過去や未来は耐えるに値しないと考えて、耐えるべきは現在だけにすることです。
- なぜなら、過去も現在ももう存在せず、無害だからです。頭から離れないと思っているのは自分のイメージにすぎません。
- わざわざ自分から過去や未来の苦悩をつくり出さないようにします。そしてシンプルに現在のことだけ考えるようにします。
- すると苦悩はぐーんと減り、人生もシンプルになってきます。
- 何よりも現在さえ耐えしのげば、過去のことも未来のこともすべて良くなることに気づきます。
- 過去の自分
- 未来の自分
よりも今現在の自分に注目するのが一番です。
今この瞬間を生きている自分を考えることが大事です。
世の中には、過去の後悔や未来の不安をことさら痛がる人がいます。
そやけどです。この痛さは妄想にすぎません。
ふくカエル
ふくネコ
もうすでにかさぶたになっている傷口はそのまま放っておくのがええです。そのうちかさぶたも剥がれて治ります。
ふくカエル
ふくネコ
それよりも、今ドロドロと血を流している傷口を癒すことだけに集中するほうがいいです。
ふくカエル
ふくネコ
最初の応急処置がよければ、傷口も化膿することなく早く治ります。化膿することがないので「傷あと」だって残らないです。
嫌でも目に付く「傷あと」が残らないんだよ….。このほうが絶対いいよね…。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。