言葉を厳選してみたよ 32
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第7章 幸福について」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第7章の156~160について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
156.幸せをつくりだす 1
アラン先生の知恵とは?
幸せはやはり、自分ですべてつくりだしていかねばならない、ということを。
【根拠はこれ!】
自分自身の中になんの富も持っていない人は、待ちかまえている退屈に、やがてつけ入れられてしまうのである。
幸せになるために忘れたら、アカンこと
実は、幸せになるためには、忘れたらアカンことがあります。
それは、
幸せは、自分でつくり出すこと
です。
なぜなら、退屈になるから
なぜなら、幸せを自分でつくり出さないと、そのうち「退屈」になるからです。
これは、どんなに物質面で満たされ、余裕の生活をしていても同じです。
そのうち「退屈さ」に支配されて、不平不満を言うようになります。
ふくカエル
ふくネコ
幸せになるために欠けたら、アカンこと
次に、幸せになるために欠かせないものがあります。
それは、
自分自身の中身にある「富」を築くこと
です。
別の言い方をすれば、自分の中身を充実させることです。
なぜなら、つくり出せないから
なぜなら、「富」がなければ、幸せはつくり出せないからです。
どんなに物質面で豊かであっても、精神面が貧素であれば「満足できる幸せ」はつくり出せないのです。
「満足でき、上等な幸せ」をつくり出すには、自分の中身の充実が欠かせません。
ふくカエル
なので、「極上の幸せ」をつくり出すために、いろいろなことを体験して、いろいろな感性を磨きをかけないとダメなのです。
ふくネコ
ふくカエル
もう、こうなったら!
なので、
もう、こうなったら、
「本気度」丸出しやで!
頑張るしかないねん!
こうなったら、意地でも、自分の幸せは自分でつくり出しましょう!!
「極上の幸せ」を
つくり出そうやないか!えい、えい、お~!やで
幸せをつくり出すために、感度のよいアンテナを張り巡らして、自分の感性を豊かにしまっしょう!
自分の興味や好奇心が湧くものは、片っ端から吸収していきまっしょう!
結局のところ…
結局のところ、
自分が、幸せかどうかは、
自分でしか分からない!
ということなのです。はい。
ふくカエル
人の「幸せの基準」は、人それぞれだからです。
外から見た感じでは、大層つらそうに見えても、本人が「幸せだ!」と心の底から感じているのなら、それは「極上の幸せ」なのです。
ふくネコ
なので、
- 幸せは、自分でつくり出す
- そのために、自分の中身を豊かにする
この二つが、自分の幸せをつくり出す上でとても大事なのです。
「幸福論」幸せになるために、忘れてはいけないこと、欠かせないものとは?
自分でしか判断できないのなら、
とっとと判断して前に進むのが賢いでぇうん、うん。
157.幸せをつくりだす 2
アラン先生の知恵とは?
幸せをつくりだす
【根拠はこれ!】
だれもがそれぞれ日々の仕事をする中で、自分から進んで取り組みたくなるような、別の課題を見つけている。
幸せをつくり出す具体的な方法
自分の幸せをつくり出す「具体的な方法」があります!
それは、
自分から進んで取り組みたくなるような
「課題」を見つけること!
です。
なぜなら、希望につながるから
なぜなら、「課題」は明日への希望につながるからです。
どんどん「課題」に取り組み、成果が生まれることで、喜びを感じるからです。
ふくカエル
この喜びや楽しさが、「よ~し、明日も頑張るぞ!」という希望につながっていきます。
ちなみに、コツはこれ!
ちなみに、希望につながる「課題」をうまく見つけるコツは、これです!
「課題」は、自分の興味が湧くものにする!
ことです。
自分の好奇心や興味がそそられるような「課題」にします。
興味が湧かない「課題」にすると、希望どころか苦痛しか生まれてこないからです。
ふくネコ
このコツを忘れずに、自分から積極的に取り組みたくなる「課題」をどんどん見つけていくと、幸せをうまくつくり出せます。
むしろ、
やりたくて「うずうずする課題」
さえ見つければ、
幸せになったも当然!
と言っても過言じゃないのです。はい。
結局のところ…
結局のところ、幸せをつくり出す具体的な方法は、
「自分に適した、自分だけの課題」をうまく見つけることです。
この方法を実践すると、自分だけの「課題」に没頭することができるので、他人の幸せをあれこれ気にすることが少なくなります。
それに、仕組みを作り上げられる!
それにです。
この方法は、幸せを自然につくり出せる仕組み(システム)をつくり上げる面もあるのです。
「課題」に愚直に取り組むことで、「課題」を克服するプロセス(過程)の中で、
- まず、自分の喜びを見い出す
- 次に、希望を持つ
- さらに、成果などから達成感を持つ
- そして、幸せを自然につくり出す
ことを自然にできるからです。
ふくカエル
この仕組みに気づけると
これから先の人生が楽になるねん。気にするのは「自分の課題」だけになるねん。
大事なことは、
自分から積極的に取り組みたくなるような「自分の課題」を早く見つけることやと思います。
「自分の課題」に愚直に取り組めば、自動的に幸せをつくり出せるシステムを構築していることになるのです。はい。
人から与えられる幸せを当てにするよりも、
このようなシステムからつくり出す幸せの方がスマートやし、上等やと思うねん。
158.富を求めづづける 1
アラン先生の知恵とは?
富をもとめつづける
【根拠はこれ!】
富にも二種類ある。そこにあぐらをかいてしまうような富はつまらない。
幸せが、期待はずれになるのは…
幸せが「期待はずれに終わる」ことは、けっこう経験します。
しかしです。これには、ちゃんとした理由があるのです。
それは、目の前にある現実の幸せに自分で「終止符を打ってしまう」ことです。
ふくカエル
満足することが悪いことだと言っているのではありません。
ふくネコ
ふくカエル
ただ、ある時点で満足して、幸せをつくり出すのを止めると、
結局、自分の期待値よりも「低い幸せ」になることがありすぎることをお伝えしたいのです。
「富」は求め続けるのが、正解やねん!
なので、幸せに関して言えば、
人を幸せにする「富」は、求め続けることが正解だと思います。
ちなみに、ここでの「富」とは、自分の中身を充実させ、幸せの材料になるものです。
「富」を求めることを止めてしまえば、自分の幸せに自ら蓋をすることにもなり兼ねません。
それにです。
「富」を求めること自体は、誰にも迷惑をかけないのです。
なぜなら、「富」は自分の中身に作用するものだからです。
たとえば、いろいろなことを体験することで、知識を深めたり、感性に磨きをかけて、自分の中身を充実させることは、他人に直接に迷惑をかけることではないです。
それに、自分が幸せになれば、それを分けることもできるし、他人を幸せにすることもできるし、一石二鳥です。
問題は、あぐらをかかないこと!
「富」を求めるなのですが、ただし問題があります。
それは、今ある「富」に自分が満足してしまって、そこであぐらをかいてしまうことです。
ふくネコ
自分で何の努力もせず、今ある幸せの中でゆうゆうと構えてしまうと、必ず「退屈さ」が忍び寄ってくるからです。
「退屈さ」に憑りつかれてしまうと、どんなに満ち足りた気分であっても、
そのうち「退屈さ」に毒されて、自分の現状に不平不満を言うようになります。
ふくカエル
結局のところ…
結局のところ、幸福について大事なことは、人を幸せにする「富」に限っては、「貪欲になってもOK!」ということです。
体験することで得られる知識や能力、技術などは、自分の中身を充実させ、幸せに関する感性を磨きます。
それに、これらの「富」はどんなに蓄えても邪魔にならないし、負担にならないものです。
重くならへんねん。
苦痛にならへんねん!これは、めっちゃ大事なこと。
159.富を求めつづける 2
アラン先生の知恵とは?
わたしたちが享受するのは、停滞している力ではなく、活動中の力なのだ。
【根拠はこれ!】
人を幸せにする富は、(中略)農夫にとっては欲しくてたまらず、最後の最後になってようやく手に入る田畑のようなものである。
伸びしろのある幸せ
どうせ、自分で幸せをつくり出すのなら、伸びしろがある幸せをつくり出したほうがいいです。
伸びしろがあればあるほど、幸せはぐんぐん成長するからです。
そのために必要なのは!
なので、伸びしろがある幸せをつくり出すためには、必要なものは、
活動中の力!
になります。
ふくネコ
停滞している力よりも、活動中の力のほうが、どんどん前に進めるからです。
それには、「今やっている!」
活動中の力を身につけるには、「今やっている!」を口癖にすることから始めます。
「そのうちやる」と言うのではなく、
「今やっている」と言うようにします。
ふくカエル
「そのうちやるよ」という言葉が口癖になっている方へ、お伝えしたいこと
結局のところ…
結局のところ、伸びしろのある幸せをつくり出すのは、
今この時点でも、現在進行形の「活動中の力」を発揮することです。
どんな小さなことでも体験して感動したり、新たな知識や能力を身につけることに貪欲になることができます。
貪欲って
「意地汚い」イメージがあるけど、
こんなに「上品な」
貪欲さもあるねんでぇ。
160.自ら実行する
アラン先生の知恵とは?
重要なのは、自ら評価するだけでなく、自ら求めていき、自分のものにしてしまうことなのである。
【根拠はこれ!】
おとなしく言いなりになるのではなく、自分で実行すること、そこに喜びの本質があるのだ。
上級者は、幸せを楽しむ
そもそもです。
幸せは、楽しまなくちゃいけません。
ストイックにつくり出すことばかりに専念してたら、本末転倒です。
上級者は、幸せをつくり出しながら、幸せを心ゆくまで味わっています。
ふくカエル
なので、言いなりにならない
なので、幸せに関して言えば、
まず、おとなしく人の言いなりにならないことが大事です。
人の言いなりになれば、なるほど、幸せが陳腐なものになっていきます。
「喜びの本質」を実感する
次に、幸せを味わうためには、「喜びの本質」を実感することが大事です。
具体的には…
具体的には、「喜びの本質」を実感するためには、まずは自分で実行することです。
- 自分で実際に体験してみる
- 感動や楽しさ生み出す仕組みを自分のモノにする
ことです。
たとえば、音楽であれば、ただ耳で聴いて感動するだけではなく、
実際に歌ってみる
奏でてみるのです。
「音楽の美しさ」の影に潜んでいる「つくり出すことのむずかしさ」を体験してみます。
そして、「音楽をつくり上げることの幸せ(喜びの本質)」を実感してみるのです。
結局のところ…
結局のところ、幸せを心ゆくまで楽しむためには、
幸せをあれこれと評価するだけでなく、
実際に幸せをつくり出すことで得られる「喜びの本質」を自分のモノにすることです。
それには、何と言っても
飽きることなく、
自ら行動して体験する姿勢が
大事になるねん。
まとめてみたkerokero
- 「幸福論」第7章「幸福について」から、テーマ156から160までをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。