束縛したくなったら、読んでみてね。
こんにちは!ふくカエルです。
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。 中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。 そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
束縛したくなる
相手が自分の思い通りにならないときに、ついつい脳裏をかすめるのが…束縛です。
ちなみに、束縛とは、一方的に「自分の気持ち、考え」を押し付けて、「他人の気持ち、考え方、行動」を制限して「自由を奪う」ことです。
そして「束縛」という情動は、時代を超えて、人々の「永遠のテーマ」でもあります。
あの、クレオパトラだってやで、
男性たち(カエサルやマルクス・アントニウス)の怒り、嫉妬、猜疑心、束縛心を上手いこと利用しようとしたもんな…
束縛という情動は、人間の本能に近いものかもしれない。
やけど、束縛は、アカンのです!
そやけどです。
ふくカエル
やっぱり、束縛はアカンのです。
卑怯者のすることだから
なんせ、束縛は、卑怯者のすることだからです。
相手を力ずくで、一方的に押さえつけて、ほんで自由を奪う…なーんてのは、やっぱし卑怯者でしかないです。
愚行の根源だから
それにです。
束縛は「愚行の根源」だからです。
あらゆる「馬鹿げた行動の発端」であります。
何と言っても、
束縛は!
相手から、
- 安心感
- 信頼・信用
- 尊敬
などを根こそぎ奪い取ります。
ふくカエル
ふくネコ
それだけではありません!
さらに最悪なことに、相手に
- 嫌悪感
- 不信感
- 軽蔑心
- 反発心
などを植えつけることになるんです。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ここまででも、十分愚かな行為ですが、
さらにエグいことに
なります。
このように関係性がどんどん悪化していくと、次のような
「とんでもない愚行」
にエスカレートしていくのです!
- 横暴さが露骨になる
- 卑怯なことをしまくり、キショくなる
- 不道徳極まりないことを、平気でする
- 見るからに陰険になる(特に顔の表情がエグくなる)
こうなると二人の関係性は悪化するばかりで、修復不可能になります。
【補足1】
束縛したらですよ。
当然のように、相手は反発してきます。
反発してきたら、腹が立って、余計に束縛するようになるんです。
ほしたら、さらに相手が反発してきて…
と、どんどんエスカレートしていきます。
負のスパイラルや
ふくカエル
【さらに補足2】
世の中には、
「束縛されて嬉し~い!」
とのたまう「変わった人」もいます。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
「心配する」レベルを超えて「束縛してくる人間」は、、、
やっぱし、どこかおかしいと思うんです。
そやから、このことに早く気づいて欲しいと思てます。
不安が激増するから
そして、束縛がなぜアカンのかと言うと、自分の「不安感が激増する」からです。
束縛すればするほど、相手が、
- 自分から逃げようと必死になる様子
- 自分に対して、嫌悪感や敵対心をむき出しにする様子
など、吐きそうな反撃を目の当たりにするからです。
お前なんか、
ホンマに嫌いやーーー
あっちに行けー
ほんまにキショいねん
という反撃を食らいます。
相手の気持ちがどんどん冷めて、自分から離れていくのを肌で感じると、焦燥感が爆増です。
不安で不安で、心がえぐられます。
気が狂いそうになります。
「不安感」という感情をほど、人間の「精神状態」「健康状態」を腐らせるものはないです。
それでも、人は、なぜ束縛するのかな?
これほど
デメリットが多いのに
それやのに…
どうして、こうも人は、他人を「束縛したくなる」のでしょうか?
それは、次のような原因(4つに限定)あるからです。はい。
1.思い通りにならないから
まず、間違いなく、相手の言動が自分の思い通りにならないことが多すぎるからです。
思い通りにならへんから
不安になって
「いっーーー!」となっちゃう
2.衝突するから
次に、何かと衝突しまくる状況が多すぎるからだと思います。
相手がことある毎に反発したり、衝突してくるので、ついついイライラして力でねじ込みたくなるのだと思うのです。
ふくカエル
自分の思い通りならないので、
ついつい、束縛したくなるやと思います。
押さえつけたくなるんやと思います。
3.自分が、不完全だから
また、自分自身が「不完全」だからです。
別の言い方をすると、
- 自分に自信がない
- 自分の日々の暮らしに充足感・満足感がない
からです。
【補足】
「自分に自信がない人」は、寂しがり屋さんが多いです。
だから、
- 「そばから離れたらどうしよう…」
- 「捨てられたらどうしよう…」
とネガティブなことばかり想像します。
そして、必要以上に不安になり、束縛に走るのかもしれません。
【補足2】
「日々の暮らしが満たされてない人」はなんせやることがないので、暇を持て余しています。
なまじ時間があるもんだから、ネガティブなことばかり考えてしまうのです。
- 「こんなときに、何してるんだろう?」
- 「連絡欲しいってメッセージ入れたのに、どうしてすぐに返信がないのだろう」
なんて…相手の行動があれこれ気になり、干渉したくなります。
そして、必要以上に不安になって、束縛に走るのかもしれません。
もしもですよ。
寂しいのではなく、「孤独を楽しむ人」であれば、
ふくカエル
ふくネコ
- そばから離れたらどうしよう…
- 捨てられたらどうしよう…
などが、たとえ、脳裏によぎっても、そう深刻にならないと思います。
「この人を大切にしたい」「信じる!」という気持ちはブレないと思うのです。
よしんば、相手が、現実に離れることがあったとしても、
そのときは「そういう人物だったんだ」とあっさり見切ったり、「それも、それで人生だ!」と割り切れるのだと思います。はい。
ふくカエル
ふくネコ
もしもですよ。
日々の暮らしに「充足感・満足感」で満たされている人であれば…
「相手を束縛する」という考えすら、頭に浮かばないと思います。
なぜなら、もうすでに、毎日が幸せいっぱいだからです。
【ちなみに、こんな感じ】
好奇心でワクワクしている
ドキドキして心臓が飛び出しそうやで…とか
チャンス到来やん
やる気マンマンやでー
早くやりたくて仕方がないのじゃー…とか
楽しくて、楽しくてしゃーない。
ドキドキするわー。
次の展開が待ち遠しくてたまらない
はよ、はよ。見せてなー…とか
と、幸福感でいっぱいだからです。
このように「自分のこと」で夢中なので、
「他人の言動」をあれこれネガティブにとらえる思考回路がないと思います。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
4.不道徳なものに支配されているから
そして、自分が「不道徳な感情」に支配されているからです。
もう、不埒な感情んにどっぷり浸かって、汚染されまくっている状態になっています。
ふくカエル
ちなみに、ここで言う「不道徳な感情」とは、次のような感情です。
- 不安感・猜疑心
- 不平不満
- 独占欲・征服欲
- ねたみ、嫉妬、やきもち
- 恐怖心
- 怒り
というものです。
このような感情を常時抱いていれば…ですよ。
相手の些細なことが気になってしゃーないなくなるのも、仕方ありません。
1.自分を裏切るかもしれないという…不安感・猜疑心
2.思い通りにできないという…不平不満
3.「独り占めしたい!」「絶対に奪われたくない!」という強い衝動に駆られてしまう…独占欲・征服欲(狩猟本能)
育ってきた環境、DNAそのものに組み込まれている本能(情報)かもしれへん…
ふくカエル
ふくネコ
4.ねたみ、嫉妬、やきもち
5.奪われたらどうしよう…捨てられたらどうしよう…ぼっちになったらどうしよう…恐怖感
6.以上の感情が、めちゃくちゃに混ざって、爆発する…怒り
このような感情を常時抱いていれば…ですよ。
他人、相手の些細なことが気になって、衝突すること間違いなしです。
では、どうしたらええの?
では、どうしたら
ええのでしょうか?
このような「束縛したい気持ち」を手放すためには、、、、、一体、どうしたらええのでしょうか?
なんか「方法」があるん?
そこで、こんな「方法」はどうでっしゃろか!
はい!
ありましたで!
ウチは、次のような方法をお知らせしたいです。
こんな方法は、どうでしゃろう?
これです!
束縛しない
束縛をとこう。自由にさせよう。恐れるな。自由な身の人間に敵意はないのだから。
アラン「幸福論」より引用
つまりです。
- 束縛は、スパっとやめる
- 相手を自由にさせる
ことです。
ここは、「えい!やーーー!」と、勇気を振り絞って、スパっと やめてみてください。
ふくカエル
ふくネコ
ほしたら、どうなる?
以上の方法を、勇気を振り絞って実践すると、次のような効果がえられます(きっと)
相手からの反発が少なくなる
まず、相手からの「反発」が一気に少なくなってきます。
束縛がなくなると、実害が減るので、相手の不平不満が一気に下がるからです。
相手に、まだ、いくばくの「好意」が残っているのなら、時が経つごとに「敵対心」も鎮火していくと思います。
執着心がなくなる
次に、束縛をスパッとやめると、「相手への執着心」が徐々になくなってきます。
ふくカエル
ふくネコ
一気に、心に平和が戻ってきます。
賢い行動が増える
また、嬉しいことにです。
「愚行」がなくなり、代わりに
「賢い行動」
が増えます。
たとえば、次のような行動に変わります。
- 横暴さが影を潜め 「謙虚」になる
- 卑怯さがなくなり「高潔」になる
- 非人道的やったのに「道徳的」になる
- 怒り爆発が「穏やか」になる
- 誠実になる
そして、さらにこのような「賢い行動」は、
- 安心感
- 信頼・信用
- 尊敬心
など、相手が抱くきっかけになります。
充実できる
そして、日々の暮らしがどんどん充実してきます。
これは、相手に向けていた「意識」が、自分に戻ってくるからだと思うのです。
「依存状態」から解放されます。
「相手なしでも、楽しく暮らせる」コツがつかめると、自分に自信を持てるようになるのです。
何と言っても、充実するのが嬉しい
ふくカエル
「互いに安心感を与えあう関係」が、本来あるべき「つきあい方」なのだ!ということにも気づきます(きっと!)。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第5章 人とのかかわりあいついて」
「No.138 束縛しない」
になっています。 お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。 ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って こういうことか! と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 束縛は、あらゆる愚行のはじまりになります。
- 束縛に走るのは、自分が不完全であるからです。
- 勇気を出して束縛を解き、相手を自由にさせることが肝心です
- そうすれば、自分に自信がもどり、暮しも充実し、人間関係が良好になります。
【ウチの思い】
ほんまに束縛は、アカンと思うのです。
束縛したら、絶対に相手から「反発」を買います。どんどん「愛情」も冷めていきます。
ふくカエル
ふくネコ
たとえ、束縛の行動の根底に「愛情」があったとしても、やっていることは「非人情的」です…
束縛を受けている相手は、どんどん「こいつ、ないわー」「あほちゃうか」と見下してきます(必ず)
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
ほんでです。
「大事なこと」をお伝えしたいと思います。
束縛したくなるのは、「自分自身に自信がないことの裏返しや」と言う人もいます。
ウチも、「たしかに、そうかもしれない…」と思っていますが…
「相手の言動が、こちらを不安にさせる」という要因も大いにあると思います。
相手が「自分の不安感をあおる人間である」ことを認めて、そばを離れてほしいです(つらいかも知れへんけど)。
そのような言動をする(他人の不安をあおる)人は、「大切な感情」に無頓着な人なので、これからの人生において、いろいろと支障が出てくるリスク大です。
「自分の不安をあおる人間」に関わるよりも、「自分に安心感を与えてくれる人間」と関わるのがええのやと思います。はい。
- 束縛しあうような関係性を断ち、
- 相手に安心感を与えて、互いの言動を信頼しあえる関係性を築く
ことにPowerを注入したほうが、人生がとても有意義になれると思います(多分 真実やと思います)。
【偉そうに】
友人であれ、恋人であれ、家族であれやで
その人の前でいると「自分の心が安定する人」を選ぶのが正解やんなぁ~
それが その人の前でいる「自分」を好きになれるポイントやんなぁ~
そやから 自分の「心が不安定」になるんやったら…離れた方がええやんなぁ~
と、言うたりました pic.twitter.com/2UbfrOVaNz
— ふくカエル@猫さん好き好き (@fukukero78) January 9, 2024
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエルでした。 なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。