伸びしろのある幸せをつくり出す方法とは?
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第7章 幸福について」
「No.159 富を求めづづける 2」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
富を求めつづける 2
わたしたちが享受するのは、停滞している力ではなく、活動中の力なのだ。
アラン先生「幸福論」より引用
どうも、幸せにも二種類あるような?
世の中の幸せを観察していると、どうも幸せにも二種類あるような気がします。
それは、次の二種類です。
- 単発の幸せ
- 多発の幸せ
単発の幸せとは
単発の幸せとは、それぽっちで終わってしまう幸せです。
その後は、鳴かず飛ばずで日が暮れるってやつです。
ふくカエル
多発の幸せとは
他方で、多発する幸せとは、
もう、どうしたの?めっさ、ぼくって
幸せをつくり出せてるやん!
と、次から次からとボコボコと「伸びしろ」がある幸せです。
どうせ、つくるのなら!
突然ですが、自分の幸せは、自分でつくり出さなければなりません(これは前提なのです)。
詳しくは、こちらに書きました。
簡単に言うと、誰も、幸せにはしてくれないからです。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
な・の・で・!
結局のところ、自分の幸せは、自分で必死に作り出さないとイケないのです。
そうであるならば、
単発で終わる幸せよりも、「伸びしろ」があって多発する幸せの方がいいと思いませんか?
そっちの方がええぞお!
やんややんや!
カエル風アラン先生の言葉
「伸びしろ」あって
多発する幸せをつくり出したい!
と思っているときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
どうせ、自分で努力せな
アカンのやったら、
伸びしろがある幸せの方が
ええと思わへんか?
人生も豊かになるで。
「そうやなあ!」
と思たんやったら、
次の方法を試してほしいねん。
伸びしろのある幸せをつくり出す方法はこれ!
これです!
「伸びしろ」があり、多発する幸せをつくり出す方法とは、次の二つです。
- 人を幸せにする「富」を求め続けること
- 「活動中の力」を自分のモノとすること
です。
1.「富」を求め続けること
まず、「富」を求め続けます。
ここでの「富」とは、人を幸せにする「課題」のことです。
もちろん、皆さんが想像する「あの、気の滅入るような重たい課題」ではないです。
ワクワクドキドキして自分から進んでとりくみたくなるような「課題」のことです。
たとえば、
- 自由な発想が許される
- どんどん夢中になれる
- いろいろな展開の可能性がある
というように、自分の幸せの可能性がどんどん膨らむ土壌(ベース)となるものです。
ふくカエル
野菜などの生産者であれば、肥沃な(土地がよく肥えて、作物がよく実る)土地です。
ものづくりの人であれば、自分の発想がすぐカタチにできる知識、技術力、道具です。
2.「活動中の力」を手にいれること
次に、「伸びしろ」があり、多発する幸せを手に入れるためには、
「活動中の力」を手に入れることです。
「活動中の力」とは、まさに今この時点でも、なにがしら幸せをつくり続けることができる力のことです。
今、この記事を読んでくださっている今この時点でも、自分の幸せを常に意識している力です。
ちゃんと意識して
現実に活動できる「力」のことやねん。
なぜ、「富」を求め続けるといいのかな?
「伸びしろ」が、どんどん伸びるから
まず、人を幸せにする「富」を求め続けると、「伸びしろ」がどんどん伸びてくるからです。
伸びしろとは?
ここでの伸びしろとは、幸せがどんどん躍進する可能性のことです。
ふくネコ
求め続けると新鮮だから
次に、「富」を求め続けると、絶えず新鮮な「富」に出会えるからです。
新鮮な「富」は、自分の幸せをつくり出すことにいろいろな刺激を与えてくれます。
いろいろなことに発展するから
また、「富」それ自体がいろいろなことにどんどん発展するからです。
たとえばです。自分の中では
- 情熱
- 集中力
- 根気
- やる気
- 希望
- いろいろな可能性
が芽生えてきます。
これが、また「伸びしろ」を伸ばすきっかけにもなります。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
どんどん夢中になれるから
さらに、人を幸せにする「富」を求め続けると、どんどん夢中になるからです。
人は、自分が幸せをつくり出している事を実感できると、どんどん夢中になってきます。
たとえば、自分の手掛けている商売が当たると、途端にどんどんやる気が出てくるのと同じです。
寝る間も惜しいくらいに
夢中になるねん。
たとえば、「知識」についても同じです。
これが集まれば集まるほど、より良く生きることができるので、どんどん集めたくなります。
とくに、
- 不思議なもの
- 未知なるもの
などは、知りたくなるときの気持ち(知識欲)がどんどん刺激されて、興奮します。
ふくネコ
ここにも伸びしろがあります。
なぜ、「活動中の力」を自分のモノにするといいのかな?
現在進行形のパワーを味方につけられるから
まず、何と言っても、現在進行形のパワーを味方につけることができるからです。
どんどん前進し続けられる力は、自分に大きな作用を与えます。
ふくカエル
今この時点でも、現実に幸せをつくり出すために活動していることが、自分の将来を大きく変えます。
停滞すると、鈍化するから
それに、停滞すると、パワーが鈍化してしまうからです。
どんなものでも同じですが、一か所にとどまってじっとしていると、よどんできます。
自分の幸せをつくり出すには、やっぱり常に新鮮で湧きあがる「活動中の力」が必要なのです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
富を求め続けるには、
課題を見つける
人を幸せにする「富」を求め続けるには、日々の暮らしや仕事から、自分の課題を見つけるようにします。
コツは、
- 好奇心や興味が湧くもの
- 自分から積極的に進んで取り組みたくなるもの
にすることです。
詳しくは、こちらに書きました!
課題から展開する
そして、自分で課題を取り組む中で、どんどんと次の課題に展開していきます。
課題がどんどん展開するにしたがって、成果も出てきます。
この成果を実感できると、次第に「希望」や「自信」が芽生えてきます。
活動中の力を自分のモノにするには
口から実践する
まず、口から実践していきます。
いつも言っている言葉を意識的に変えます。
たとえば、
「そのうちやる」と言うのではなく、
「今やっている」と言うようにします。
頭の中に
- やる気(意欲)があるか?
- 現に今行動しているか?
を常に意識しておきます。
欲しいものリストをつくる
次に、欲しいものリストをつくります。
自分の理想や夢を文字に起こしてみます。
ふくカエル
すると、今現在の自分が
- どんなことに好奇心や興味を持っているのか?
- 何を理想としているのか?
- どんなことなら夢中になれるのか?
などが理解できて、課題を見つけるときの大きな手掛かりになります。
計画を立てる
さらに、課題を遂行するために、積極的に計画を立ててみます。
具体的には、どうするか?
をシミュレーションして、どうすれば自分が課題を貫徹できるのかを考えてみます。
日々の「TO DO リスト」を作るのも効果的です。
ふくカエル
この計画を立てることも、実は「活動中の力」を使っていることになります。はい。
積極的に動く
さらに、積極的に動きます。自分で立てた計画をどんどん実践していきます。
たとえば、
いろいろなことに接して体験・経験していきます。
そして、どんどんと自分の好奇心や興味を刺激していきます。
すると、情熱が湧き上がってきて、じっとしているのが、非常にもったいなくなります。
決して停滞しない
そして、決して停滞しないことです。
たとえば、
想像するだけで、じっとしていることを止めます。
あれこれ想像するよりも、実際に積極的に活動できるように習慣づけます。
ふくネコ
そうすると、どうなるのかな?
伸びしろのある幸せを手に入れられる
どんどん「伸びしろ」が伸びていく幸せを手にれることができます。
富(課題)を求め続けて、それを積極的に取り組むことで、自分の可能性がどんどん広がっていきます。
ふくカエル
一番必要なものが分かってくる
このように、
- 人を幸せにする「富」を求め続けること
- 「活動中の力」を自分のモノとすること
することで、自分の幸せをつくり出すことを実感できると、何が一番必要なものなのかが分かってきます。
それは、プラットフォーム
それは、幸せをつくるプラットフォームをつくることです。
ここでのプラットフォームとは、自分に新しい可能性を見せてくれる環境・基礎・土台のことです。
常に完成された幸せではなく、
- どんどんカタチを変える
- 何時までも未完成である
- どんどん広がっていく可能性のある
幸せのプラットフォームをつくることが、一番大事であることが分かってくるのです。
可能性を自分で広げることができる
すると、どんどん自分が幸せになる可能性を自分で広げることができます。
まとめてみたkerokero
- 伸びしろがあり多発する幸せをつくり出す方法は、次の二つのことに注意することです。
- 一つは、人を幸せにする「富」を求め続けることです。
- もう一つは、「活動中の力」を自分のモノにすることです。
- この二つを注意すると、いろいろなことが幸せをつくり出すことに展開し、幸せがどんどん躍進します。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。