他人の上機嫌に遭遇したら、どうすればいい?
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第7章 幸福について」
「No.183 上機嫌の種をまく 4」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
上機嫌の種をまく 4
うれしそうな表情は、だれにとっても気持ちいいものである。
アラン先生「幸福論」より引用
上機嫌な人に会ったら、どうする?
上機嫌な人で出会ったら、ちょっとドキドキします。
どうやって対応したらいいのか、とまどうことがあります。
とくに、自分がよく知らない人の場合です。
カエル風アラン先生の言葉
でも、こんなときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
そんなん、簡単やで。
一緒に喜んだらいいねん。
その人が、
どういう人が知らんでもいいねん。
相手が嬉しそうにしとったら、
よかったな~!
って合図を出したらそれでええねん。
人の上機嫌に遭遇したら、こうする!
こうします!
嬉しそうな表情をそのまま受けとって、見習う。
です。
上機嫌の意味や背景など深く考えずに、そのまま受け取って、自分も嬉しそうな表情を真似をするのがベストです。
なぜ、そのまま受けとると、いいのかな?
そのほうが気持ちいいから
うれしそうな表情は、だれにとっても気持ちがいいものである。
まず、相手の嬉しそうな表情をそのまま受けとったほうが、何と言っても気持ちがいいからです。
ふくカエル
嬉しそうな表情は、人の気持ちを和ませる効果があります。
ふくネコ
自分に返ってくるから
こういう喜びに満ちた表情は、それをみならうことで、絶えず自分に返ってくるのだ。
それにです。
嬉しそうな表情を真似することで、どんどん自分も嬉しくなってくるからです。
相手の上機嫌がそのまま自分に伝染して、自分も上機嫌になっています。
笑顔が、あくびと同じで伝染するように、
上機嫌も伝染してくるねん。
ふくネコ
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
素直に反応する
上機嫌な人に出会ったら、額面通り受け取り、素直に反応します。
嬉しんやな!
なんかええことがあったんやな!
そりゃ、良かったな!
嬉しそうな表情で反応する
次に、嬉しそうな表情には、嬉しそうな表情で反応します。
どんなに素敵な称賛の言葉であっても、笑顔に勝るものはないです。
深く考えない
また、嬉しそうな表情の意味を深く考えないようにします。
- なぜ、嬉しいのか?
- 何が、あったのか?
など、余計なことを詮索せず、ありのままに良いところだけを見ます。
邪悪な考えを抱かない
さらに、注意することは、邪悪な考えを抱かないことです。
え~、何か、
カラクリがあるんちゃう?
といった、邪悪な考えそのものは、考えを抱いた時点で、自分を不機嫌な状態に引きずり下ろすからです。
ふくカエル
ふくネコ
人は、他人の嬉しそう態度に、邪悪な感情を持ってしまう側面もあります。
代表的なものは、
悔しい~!という
「嫉妬」です。
自分が相手と同じような状態でないのが、とにかく悔しいのです。
闘争心を燃やします。
そして、なんとか自分と同じ状態にしようとして、
- 詮索する
- あら探し
- ケチをつける
といった陰湿な言動をとるのです。
当然、相手の嬉しそうな表情にもケチをつけるような態度をとります。
さらに、自分のこうした態度が、ますます自分自身を「不機嫌」にさせていることに気づいていません。
そうすると、どうなるのかな?
相手がさらに喜ぶ
うれしそうな合図には、それを発信した本人をうれしくさせる傾向があるということは、奥深い真実である。
まず、相手の喜びがさらに大きくなることに気づきます。
これは、自分の嬉しい感情を周囲の人々が、笑顔という合図によって共感してくれたことに感激するからです。
「笑って楽しむ」ことは、幸せを呼び起こす共通の合図なのです。
誰だって、
自分にプラスの反応してもらえると、
うれしくなるよね。
その反応が、陰湿な感情が付着しておらず、素直に笑顔だけだと、嬉しさは倍増するのです。
自分も上機嫌になる
次に、相手の嬉しそうな表情をそのまま受け取り、そのまま真似ると、自分が上機嫌になれます。
相手の嬉しそうな表情と自分の素直な反応が、自分の機嫌を純粋によくするのです。
「情けは人の為ならず」からの「上機嫌・笑顔は人の為ならず」です。
嬉しいねん!
とにかくご機嫌やねん。
やっ、やっ、やっ!
嬉しそうやな!
うれしいことがあってんなぁ。
そりゃ、よかったなぁ。
えっつ、
あたしの反応に気づいてくれたん!
そないに喜んでくれてるん?
なんか、うれしいでえ。となる。
- うれしさが、優しさを生む
- 優しさが、さらに喜びを生む
- 喜びが、さらに感動を生む
というサイクルによって、喜びが相乗効果をもたらします。
喜びのループが始まるねん。
そして、この相乗効果は絶えず続くことになります。
上機嫌は人の為ならずなのです
上機嫌の奥深い真実に気づく
そして、
なぜ、人は上機嫌でいた方がいいのか?
についての奥深い真実に気づきます。
- 上機嫌の効果は、絶対に自分に戻ってくること
- その効果は、倍増して戻って来ること
- 実は、一番上機嫌になれるのは、上機嫌を発信した当本人であること
です。
「情けは人の為ならず」からの
「上機嫌は人の為ならず」です。「不機嫌」でいるよりは、
「上機嫌」でいたほうが賢いと思うねん。「不機嫌」な人に出会うと、強く思う。
「不機嫌」は余計なトラブルを引き起こすし
それにともなう疲労度が半端ないのよ。ぜ~~んぶ、自分に帰ってくるねんで🐸
— ふくカエル@猫さん好き好き (@Fuku_78) July 3, 2020
まとめてみたkerokero
- 上機嫌な人であったら、同じように機嫌よく反応するのがいいです。
- 喜びに満ちた表情は、自分の気持ちよくさせますが、上機嫌な人をさらにが一番上機嫌になれます。
- 上機嫌な人が一番機嫌よくなるのが、上機嫌をすすめる奥深い真実なのです。
アラン先生は、上機嫌を発揮することを「上機嫌の種をまく」という表現の仕方をしています。
上機嫌な振舞いを「種をまく」と理解することで、
上機嫌の効果や影響力がどんどん広がっているさまを、
「種から芽が出て成長するのと同じである!」と考えれば、上機嫌の効果や影響力を非常に理解しやすくなります。
「上機嫌の種」をせっせとまく人が、実は一番、ご機嫌になるのです。
自分の上機嫌に対して、素直に笑顔で反応(合図)されると、誰でも嬉しくなります。
自分の態度が肯定されたことを意味するからです。
誰でも「自分の存在」を肯定されれば嬉しいものです。
ふくネコ
そしてです。
実は、このような嬉しさを実感できるのも、自分で「上機嫌の種」をあらかじめ蒔いていたからです。
実は、「上機嫌の種」は自分の嬉しさを大きくしてくれる「貴重な種」なのです。はい。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。