言葉を厳選してみたよ 25
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第2章 自分自身について」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第5章の121~125について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
121.同情しない
アラン先生の知恵とは?
同情しない
【根拠はこれなの!】
思いやりには、人生に悪影響を与えるようなものがある。
同情には、かすかな蔑みが潜んでるねん!
大きな声では言えませんが、
ふくカエル
実は、同情には「かすかな蔑み(さげすみ)」が潜んでおります。
ふくネコ
気づいていないフリをしてますが、たいがいの人はこのことに気づいています。
思いやっているフリをして、
心の深~いところで、相手をこっそりと「あほやなあ」と思っているのです。
ふくカエル
ふくネコ
なので、同情しすぎると、
相手を惨めな気持ちにさせる
なので、同情しすぎると、相手の気持ちを非常に惨め(みじめ)なものにさせます。
相手は、こちらの「かすかな蔑み(さげすむ)」を感じてしまうからです。
行き過ぎた同情はしない!
だからです。行き過ぎた同情はしないことが重要です。
同情するときは、次に2つのことに注意します。
- 同情には「かすかな蔑み(さげすみ)」があることを自覚する
- 思いやりと称して、あまりにも行き過ぎた同情はしないようにする
要は、なにごとも「過ぎたるは猶及ばざるが如し」なのです。
ほんまに
しすぎるのもアカンねんで。
122.ほほえんでみせる
アラン先生の知恵とは?
ほほ笑んでみせる
【根拠はこれなの!】
それで気分もよくなるし、体全体がしゃきっとして、実際にあたたまってくる。喜びのちょっとしたしぐさの効果とはそういうものである。
微笑みをバカにしない
ほほ笑みをバカにしてはダメです。
実は、すごい効果があるのです。
まず、暗い憂うつさが楽になる
まず、微笑むだけで、自分の暗くて憂うつな気分が楽になります。
というのは、微笑むときには顔を上にあげることが多いからです。
顔を上にあげるだけでも
- 視野が広がる
- 背筋が伸びる
- 胸が開いて呼吸が楽になる
など、自然と身体もリラックスして、気分が楽になります。
ふくカエル
次に、他の人にも効果がある
次にです。
この気分が楽に効果は、自分以外の他の人にも同じように作用します。
微笑んでみせることで、相手のどんよりとした気分が楽になるのです。
こんなことないですか?
落ち込んでいるときに、人から何気なく微笑みかけられると、救われたような気分になることないですか?
たとえば、落ちこんでいる時に、
大好きな人から「ドンマイ!」と微笑みかけられたときです。
君、大丈夫?
と言われれば、何もかも帳消しになってしまうことです。
ぎゃ~~!
もう有頂天になって、
幸せになるねん。
なので、微笑もう!
なので、暗いとき、悲しいときこそ微笑んでみましょう!
ちょっと口角をあげて、まぶしそうな眼をすればOKです。
理想は、
モナリザの微笑みやで!
ツイてないときこそ、微笑みを忘れないでいると、いいことが起こります。
123.最大の敵は相手ではなく、自分自身である
アラン先生の知恵とは?
自分自身の他に敵などほとんどいない。最大の敵はいつも自分自身なのである。
【根拠はこれなの!】
たいてい、自分には敵がいるとみんなが思っているが、それは間違いである。(中略)
多くの人は味方をつくるよりも、自ら敵を育てることにばかり熱心だ。
敵を減らす方法
敵で悩んでいる人に朗報です。
なっ、なんと敵を減らす方法があります。
方法とは、これ!
敵を減らす方法とは、これです!
自分自身を知ること
へっつ?
自分自身を知るだと?
チンプンカンプンやけど
ふくカエル
というのは、増やすも減らすも自分だから
というのはです。
敵を増やすのも減らすのも、結局は自分自身だからです。
たとえば、敵意!
たとえば、敵意です。
「自分の敵意」をつくり出し、育てるのは自分自身です。
人からのささいな反感に敏感になりすぎて、
いちいち気にしては、自分の中に敵意を生み育てるのです。
ふくカエル
また、「相手の敵意」をつくり出すのも、自分自身です。
「自分の敵意」をあらわにして、相手を不愉快な気持ちにさせ、挙句の果てに敵意を引き出すのです。
ふくカエル
ふくネコ
具体的には、5つのことを注意する
具体的に、自分自身を知って敵を減らすには、次の5つのことに注意することです。
- 意識しない
- 進んで敵を育てない
- 最大の敵に気づく
- がっかりするような言葉を使わない
- 敵よりも味方をつくる
まず、「自分には敵がいる!」と過剰に意識しないことです。
このような決めつけや憶測をどんどん捨て去り、意味なく不安になることを一切やめます。
次に、敵を育てないことです。
相手から敵意を引き出さないようにします。
自分の敵意を不用意に表情や態度に出さないように徹底します。
また、本当の敵は、自分の外の敵ではなく、自分の中にいる自分自身であることに気づきます。
戦うべき相手は「自分自身」であることを自覚します。
さらに、自分で自分をがっかりさせるような言葉を使わないようにします。
たとえば、
- 自分で自分の元気を削ぐような言葉
- 惨めになるような言葉
といった言葉を使って、
自分の中に、劣等感や嫉妬心など惨めな気持ちを育てないようにするのです。
そして最後に、敵よりも味方をつくることです。
人からのとるに足らない反感は無視して、
自分が成長できる言葉や行動を示している人を意識します。
ふくカエル
ご興味のある方はどうぞ!
敵は自分の中に見つけるものやと思います。
外に敵を見つけ出したらアカンよ。
気になることばかりが増えて、すぐに心が折れるからね。
約束やで!
外の敵は自分の敵にあらず!
やで!
124.悪口を気にしない
アラン先生の知恵とは?
悪口を気にしない
【根拠はこれなの!】
だれだって人から悪口をいわれたり悪くおもわれたりすることもあれば、よく言われたりよく思われたりすることもある。
悪口は、たしかに気になる!
たしかに、どんな人でも悪口は気になります。
好きな人のことが気になるのと同じくらいに、悪口というものは気になるものです。
悪いケースになると、
悪口のことが気になって、一日中悪口のことを考えて、日々の暮らしを台無しにします。
ふくカエル
でも、気にしない方法があるねん!
でもです。
このような悪口であっても、気にしない方法があるのです。
知りたい?
方法とは、これ!
方法とはですね、これです。
仕組み(システム)を知ること!
次の2つの仕組み(システム)を知ると、結構悪口を気にしなくなります。
- 悪口が生まれる仕組み
- 気になる仕組み
ふくネコ
悪口が生まれる仕組みは、これ!
悪口というものには、
「人が集まると、悪口が自然に出てしまう」という仕組み(システム)があるのです。
人には、それぞれ生まれ持った個性があります。
自分の相性の良し悪しは、この生まれ持った個性によるところが大きいです。
なので、人が集まれば、相性の悪い人も当然できてきます。
相性が悪ければ、悪く思われることも悪口を言われることも当然ありえるのです。
ふくカエル
悪口が気になる仕組みは、これ!
悪口が気になる背景には、
「臆病になると、自然と気になる」という仕組み(システム)があるのです。
人は、臆病になればなるほど、人から
「どう思われているのか?」
を非常に気にするようになるのです。
人からの評価や評判などを過剰に意識するので、どんどんと悪口を気にするようになるのです。
ふくネコ
仕組みが分かると気にならなくなる
この2つの仕組みを理解すると、だんだんと悪口が気にならなくなります。
ふくカエル
最初は「まゆつばとちがうか?」と思ったのすが、実践してみると本当に気にならなくなります。
なのでお試しあれ、やで!
125.相手は自分を映し出す鏡である
アラン先生の知恵とは?
相手は自分を映し出す鏡である。
【根拠はこれなの!】
自分の感情よりもほかの人の感情をじかにあやつるほうが簡単である。
自分で自分は見れない!
自分の姿を自分の目でライブで見ることができません。
ふくカエル
なので、どうしてもライブで今現在の自分を見たいときは、等身大の鏡が必要になります。
でもです。等身大の鏡をいつも持ち歩くわけにはいけません。
ふくカエル
自分を映す鏡は、身近にあるぞ!
実はです。大きな鏡を持ち歩かなくても、自分を映す鏡は身近にあるのです。
知りたい?
それは、これです!
身近にあるという「鏡」とは、
自分が相対している「相手」
です。
お互いに向き合っている相手が、自分を映し出す「鏡」になってくれるのです。
相手の感情や態度は、自分!
相手の感情や態度は、自分の感情や態度を映し出したものです。
相手の
- いたらない振舞い
- 非難されるべき振舞い
- 違和感を感じる振舞い
- 不快感を覚える振舞い
などは、みんな自分の振舞いを反映したものなのです。
自分にも同じような振舞いをしているから、相手が反応して同じような振舞いをしている場合が結構あるのです。
ふくネコ
人のふり見て我が振り直せ!
なので、相手の振舞いを見て、自分の振舞いを直すことが大事です。
相手の感情や態度を見ては、
- うわっ~、恥ずかしすぎる!
- これアカンやつやん!
- あほちゃう?
と思ったら、
相手をすぐに非難するのではなく、じっと自分の胸に手を当てて、
おのれにも、
思い当たる節はないか?
と、何よりも先に自問自答することです。
コツは、こっそり直せ!
そして、自分にも同じようなところを発見したらです。
コツがあります!
発・見・し・た・ら、
こっそりと直すべし!
こっそりと直すべし!
こっそりと
直さな
あかんで~!
みんなから隠れて、コソコソとこっそりと直しましょう!
これに尽きる!
まとめてみたkerokero
- 「幸福論」第5章「人とのかかわりあいについて」から、テーマ121から125までをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。