友情を育むこと
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
友情とは?
友情とは、
- 共感
- 信頼
がベースとなって、お互いの存在を肯定しあう関係や感情のことをいいます。
ウチ(訳:わたくし)などは、友情といえば太宰治先生の「走れメロス」を思い出してしまいます。
「走ろメロス」といえばです!
このツイートがとにかく面白いのでご紹介します。
メロスが走ってはいけない理由pic.twitter.com/8VoydQYPW0
— クソワロス大全集 (@kusowarosuwwww) June 14, 2020
でも、はかないねん!
でもです。
友情ほどはかないものはないです。
学生の頃の友情のルールは、社会人になると
- 不都合なところ
- ほころび
- 矛盾点
などがどんどん出てきてどんどん破られていきます。
気づけば友情が疎遠になっているのです。
こんなときにこそ、すべきことはこれ!
これです!
友情を育む
友は自分の一部であり、分身である。友人同士、積極的に知恵を分かちあおう。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
友情を育む(はぐくむ)!
ことです。
疎遠になったものは仕方がないです。
ここは頭を切り替えて、今ある貴重や友情を大切にして、その上でどんどん新しい友情を育んでいくことです。
なぜ、大切に育んだほうがいいのかな?
友は自分の一部になるから
まず、友人は自分の一部になるからです。
たとえば、知恵を分かち合える
たとえば、自分が生きる上で必要不可欠な知識や知恵をお互いに分かち合えることです。
いつも知恵を分かち合える関係を心がけると、どんどんお互いが必要不可欠の存在になるのです。
とくに思いがけない危険や災難に遭遇したときに、自分の間近かで知恵を絞って助けてくれる友人ほどありがたい存在はないです。
ふくカエル
じゃあ、友情を育むにはどうすればいいのかな?
周りの人達を味方につける
自分の周りの人達を味方につけるようにします。
「敵」よりも「味方」に囲まれて生きるようにします。
反感を抱いている人よりも、好感を抱いてくれる人の中で生きるようにします。
ふくカエル
そのためには、良い人だと思ってもらう
周りの人達を味方につけるためには、「自分は良い人だ!」と思ってもらうように努力します。
具体的には、
1.愛想を良くする
良い人だと思ってもらうために、自分から愛想を良くします。
ふくカエル
2.自分から働きかける
仲間が欲しいのであれば、自分から仲間になるように働きかけます。
決してお高くとまったりしないように気をつけます。
ふくネコ
「賢人の知恵」「人の上に立つ」のなら、覚えておいて欲しいこと。
3.八方美人になる
その場その場の空気を敏感に察知し、一番ウケのよい人柄になります。
その場で安心される人柄になることで、警戒心や不信感を払しょくし、敵対心を抱かせないようにします。
ふくカエル
ふくネコ
4.低姿勢でいる
- 腰を低くする
- 第一印象を良くする
- 共通の話題を見つける
など低姿勢なることを心がけて、好意を抱いてもらうように努力します。
ふくカエル
5.話題は明るくする
話題はいつも「明るい話題」をテーマにします。
誰よりも「この人は、より良い情報をもたらす人だ」と評価されるようにします。
ふくネコ
6.その他、
- 決して悪口を言わない
- おどけても下品にならない
- わざわざ自分から嫌われるようにしない
- スキャンダルも小さいうちに消す
などネガティブな「言葉」や「態度や振舞い」がないように細心の注意を払います。
ふくカエル
ふくネコ
常に新しい友人を探し求める
常に新しい友人を探し求めるようにします。
友情が芽生えそうなところに「友情の種」をまいておきます。
でも、ちゃんと見分ける!
でもです!
新しい友情の中にはいろいろな人が含まれています。
ふくカエル
何でもかんでも付き合うと、
- 振り回される
- 災難に見舞われる
- 人生をメチャクチャにされる
などエライ目に合うリスクを背負いこむからです。
- 友情を育むべき人物
- 避けるべき人物
などをちゃんと見分けるようにします。
ほんまにこれも
注意したほうがいいよ!
ちなみに、友情を育むべき人はこんな人にするといいよ!
1.好ましい人
何かしら学べるところがある人と友情を育むと、お互いの知識や意見を交換することができます。
2.運のいい人
運のいい人と友情を育むと、運を大切にする術を学べます。
3.聡明な人
聡明な人と友情を育むと、人生の危険や災難を切り抜ける知識や知恵を学べます。
「賢人の知恵」絶対に聡明な人と付き合うべきだよ!と思う理由について。
4.信頼できる人
信頼できる人と友情を育むと、お互いの信用や信頼を汚すことのない議論の仕方を学べます。
5.優れた人
自分よりも数段優れた人と友情を育むと、いろいろな世界に触れることができます。
「賢人の知恵」自分をよく見せたいときに、覚えておくといい知恵とは?
6.自分と対極にある人
自分とは全く真逆な人と友情を育むと、中庸が何なのかを理解でき、良識を身につけることができます。
ちなみに、避けるべき人とはこんな人だよ!
「賢人の知恵」理不尽な人に遭遇する前に、したほうがいいこととは?
1.神経質な人
気分にムラが非常にある人とは、友情を育むことが難しいので避けるようにします。
2.評判の悪い人
評判の悪い人は、自分の社会的評価を落とす恐れがあるので避けるようにします。
3.周りを困らせる人
周りを困らせる人は「人を不快にさせること」で頭の中がいっぱいです。
他人と友情を育もうという気持ちも余裕もないです。
友情を育むこと自体が一方通行になるので、あきめたほうがいいです。
「賢人の知恵」周りを困らせる人に出会ったら、どうしたほうがいいのかな?
4.強情な人
すぐかっとなり、何でもかんでも自分の思い通りにならないと強情をはる人です。
友情を育むことは無理です。
どんなに魅力的な人でもあきらめたほうがいいです。
5.他人を利用する人
他人を自分の道具として利用する人に、友情を求めるのがそもそも根本的に間違ってます。
「賢人の知恵」他人を利用する人物に遭遇したときに、すること。
6.巧妙な人
人を出し抜いて、自分だけいいとこどりすることばかり夢中になる人に、友情を求めることは不可能です。
こんな人には、友情うんぬんより、出し抜かれないように警戒することの方が大事です。
7.愚かな人
自分からは愚かな行為を一向に直そうとしない人はとても危険です。
友情を求めると、こちらがイライラするばかりで精神的に病むことになります。
ずるずる引きずらずに、手を切るようにしないとダメです。
そうすると、どうなるのかな?
新しい友情がどんどん増えてくる
日々友情を探し求めていくと、新しい友情がどんどん増えてきます。
自分の世界が広がる
次に、新しい友情が増える度に自分の世界が広がっていきます。
人生を有意義に過ごせる知識や知恵を分かち合うことができるからです。
一人で過ごすよりも刺激的な日々を過ごすことになります。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 人とのかかわりあいについて」
「No.31 友情を育む」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 友人は自分の一部であり分身です。
- 友情を育むことはとても大事です。
- 自分から積極的に働きかけてできるだけ機会をつくり、新しい友情を増やしたほうがいいです。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。