幸せを見つける場所を間違えないようにする
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第7章 幸福について」
「No.188 自分の中に幸せを見つける」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
自分の中に幸せを見つける
あなたが将来幸せになっているとしたら、それはどういうことだろうか、考えてみてもらいたい。考えられるのであれば、それは今、あなたがすでに幸せを持っているということである。
アラン先生「幸福論」より引用
幸せはどこにある?
幸せはどこにある?
ほんまに知りたいです。
どこに求めたらいいのか迷っている人が沢山いらっしゃると思うのです。
ほんまにどこにあるん?
カエル風アラン先生の言葉
アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
みんな、幸せを自分の外へ外へ
求めるけどね。
実はちゃうねんで。
幸せが見つかる場所はちゃうねんで。
幸せを感じるのは自分の中やねん。
自分が幸せを感じるから
幸せが存在することになるねん。
このことに気づくと
幸せはどこに求めたらいいのか
自ずと見えてくるねんで。
幸せを見つける場所は、ここ!
ここです!
自分自身の中!
です。
自分の幸せは、自分の外側の世界で見つけるのではなく、自分自身の中で見つけなければならないのです。
そもそも幸せとは、何かな?
人それぞれのカタチがあるもの
まず、幸せとは、人それぞれの「幸せのカタチ」があるものです。
逆に言うと、「万人に共通するカタチがない」ものになります。
たとえば、他人から見れば、
これだけ恵まれているから、
さぞかし幸せやろう?
と、どんなに恵まれた環境にいたとしても、
当の本人が、
これは、
自分の幸せのカタチではない
と言えば、そこには幸せは存在しないのです。
ふくカエル
ふくネコ
幸せは、自分が認めない限り、
どこにも存在しないことになります。
逆に、自分で認めれば、
今ここに存在していることになるのです。
論理的に決められないもの
言いかえれば、幸せは論理的にこうだと決めたり、幸せのかたちを推定したりすることはできないのだ
ふくカエル
幸せとは、論理的に決められないもの
です。
幸せは、人それぞれ「幸せのカタチ」があり、その一つ一つに「人生のドラマ」が凝縮されています。
中には、
えっ?こんな奇想天外な状態が
幸せなんか~い!という「幸せのカタチ」もあるのです。
中には、「成功」が幸せじゃなくて
「挑戦そのもの」が幸せだという人もいるのです。
ふくカエル
ふくネコ
なので、
幸せは、こういうものだ!
いろいろと筋道を立てて論理的に決められないものなのです。
ふくカエル
ふくネコ
いろいろな幸せの定義があると、論理的に考えるときに必要である命題が立てられないのです。
推定できないもの
ふくネコ
幸せとは、推定できないもの
です。
こうすれば、幸せになれる!
こうなると、幸せになる!
と、推定できないものです。
これは、「これが、幸せだ!」と幸せを論理的に決められないからでもありますが、
それだけじゃないです!
そもそもです、将来のことは、誰も分からないからです。
ふくカエル
人は、いつ
- 病気になって苦しむ
- 孤独で悲しくなる
- 人から利用されて絶望する
のかは、分かりません。
あらかじめ、病気になるのが分かっていれば、冒険すればよかったと思うかもしれないです。
でも、なぜ、外側ではなく中で見つけないとダメなのかな?
外側にあるものは、候補にすぎないから
幸せというものは、自分の外側の世界にある限り「幸せの候補」にすぎないからです。
たとえ、幸せになる可能性が高いものを外で見つけたとしても、
最終的に、自分でそれを手でつかみ取らなければ、はじめから見つけていないのと同じだからです。
たとえば、ダイアモンドの原石です。
たとえ、ダイアモンドの原石を見つけたとしても、
あかん、あかん、
「タダの石ころ」やろう?
こんなんが
ダイアモンドのはずないやん!
と思って、最初から拾わなければ、これから先も永遠に「タダの石ころ」にすぎないのです。
試したら、ひょっとしたら
幸せになるかもしれない?と思うだけで、試さへんかったら
意味ないねん。
中にあると、本物になるから
幸せというものは、自分自身の中で「本物の幸せ」になるからです。
- 勇気を出して決断する
- 自分で行動する
- いろいろな困難に打ち勝つ
- 自分だけが理解できる成果を出す
- 自分だけのオリジナルな幸せをつくり出す
というステップを踏んで、
これが、幸せというものや!
と自分で実感することで、はじめて「本物の幸せ」になるのです。
ダイアモンドの原石を拾っても、直ぐにはダイアモンドになりません。
研磨やカットなどいろいろなステップを踏まないと、
「本物の美しい輝き」を持ったダイアモンドにはならないのと同じです。
じゃあ、どうすれば見つけられるのかな?
あなたが将来幸せになっているとしたら、それはどういうことだろうか、考えてみてもらいたい。考えられるのであれば、それは今、あなたがすでに幸せを持っているということである。
まず、幸せがあるかどうかチェックする
まずは、今現在、自分自身の中身に
幸せがあるのかどうか?
をチェックしてみます。
ふくカエル
ふくネコ
具体的には、こうする!
具体的には、
- 希望するもの
- 期待するもの
- 想像がふくらむもの
などを考えて、
自分の「将来の幸せ」を
具体的に
イメージできるかどうか?
でチェックしてみます。
自分の目指す「将来の幸せ」をちゃんとイメージできるのであれば、
今この時点でも、自分自身の中に
「自分の幸せ」がちゃんとある!
ことになります。
なぜなら、イメージできた時点で、紛れもなく自分自身の「幸せのカタチ」になっているからです。
あったら、大切にする
自分自身の中に幸せがあることがわかったら、それを大切にします。
具体的には、こうする!
具体的には、自分の「将来の幸せ」に対して抱いた期待を大切にすることです。
そうあって欲しいと思い続けることは、自分を突き動かす原動力になるからです。
この原動力があると、自分から積極的に行動することができます。
幸せをつくり出すための
- いろいろな課題を見つける
- 努力や工夫をして克服する
- 成果や結果を残す
といった重要な行動が起せます。
希望をもつことについて
課題を見つけることについて
努力することについて
求め続けることについて
そうすると、どうなるのかな?
幸せは外側にないことに気づく
そもそも幸せは、自分の外側にないことに気づきます。
外側にどんなに求めても、自分で手に入れないかぎり、幸せをつくり出せないことに気づきます。
期待や望みは、「幸せの原石」であることに気づく
そして、将来への期待や望みは「幸せの原石」であることに気づきます。
自分の中に、
すでにいろいろな期待や希望があるということは、
すでに「幸せの原石」を手に入れていることになるのです。
自分自身の中身を磨こうと思える
自分が、既に「幸せの原石」を手に入れていることに気づけば、
この「幸せの原石」を磨いて輝かすために、自分の中身を充実させて、さらに磨こうと思えます。
ふくカエル
ふくネコ
自分の中にある将来への期待や望みを実現するために、
自分が克服すべき課題をみつけて、努力や工夫を重ねようと思えるのです。
まとめてみたkerokero
- 幸せは自分の外側にはありません。
- 幸せは自分の中にあります。
- 自分の中に幸せがあるとに気づくと、自分の期待や望みを実現するために、自分の中身を充実させようと思えます。
「ダイアモンドの原石」は、ほんまに石ころです。
「幸せの原石」もまた、他愛もない期待や望みです。
でもです。
どちらも磨けば輝くのです。
研磨したり、カットする工程には時間がかかりますが、
時間をかければかけるほど、そのものの価値は上がるし、輝きが増すのです。
期待や望みが実現するのは、自分自身の中でどれだけ期待や望みを抱きつつ、
努力や工夫を重ねつづけることができるかにかかってくると思うのです。はい。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。