愛される人になるために、すること
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第7章 幸福について」
「No.197 幸せな人だけが愛される」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
幸せな人だけが愛される
まだ十分に力説されていないが、幸せであることは、他人に対する義務でもある。
アラン先生「幸福論」より引用
愛されたい~~!
愛されたい~~!
と思っている方に朗報です。
カエル風アラン先生の言葉
アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
愛されたいのかね。
ほんなら、とびきりのことを
教えたるで。
愛される人になるためにすることは、これ!
これです!
幸せな人になる
です。
実は、多くの人から愛される人になるためには、幸せな人になることです。
もっと言えば、幸せな人だけが愛されるのです。
なぜ、幸せな人だけが愛されるのかな?
義務を果たしたから
なぜ、幸せな人だけが愛されるのかは、それまでにちゃんとするべき義務を果たしているからです。
するべき義務とは、
- 自分が幸せになる義務
- 人に幸せを施す義務
です。
ちなみに、
幸せになるためには、次の2つの義務を果たす必要があります。
- 自分が幸せになる義務
- 他人に幸せを施す義務
です。
自分に対する義務の内容は、
- 自分から負けたと思う前に全力で戦うこと
- そのために、自分の幸せへの願望を持つこと
です。
くわしくは、こちらに書きました!
いわば、骨折った分の謝礼だから
言ってみれば、愛されるということは、それまでに骨おって義務を果たした分の謝礼になるからです。
あらゆる出来事や人間関係と絶えず戦って、
幾度となく苦労して、自分の幸せをつくり出した上に、
そのつくり出した幸せで人に奉仕することは、称賛すべきことであり、
多くの人から愛されるのは、当然受けるに値する報酬になるのです。
ふくカエル
ふくネコ
具体的には、どんな義務?
よどんだ空気を追い払う
まず、どんなときでも、自分の上機嫌を発揮することで、周囲にあるよどんだ空気を追い払うことです。
よどんだ空気とは、
- 不幸せ
- 退屈
- 憂うつ
といったネガティブな感情が渦巻いている状態です。
ふくカエル
空気清浄機みたいな役割をするねん!
具体的には、活気あふれる生き様を示す
具体的によどんだ空気を追い払うには、活気あふれる生き様を示すようにします。
- 絶えず上機嫌な態度や振舞いを崩さない
- いつも幸せを周りに施す
ことなどに気をつけて、周りの雰囲気を壊さないように、むしろ雰囲気が楽しく軽くなるように努めます。
幸せを施すとは、なにも金銭的な施しを与えるのではないのです。
どんなときも自分の機嫌を変えずに、幸せな自分でいることも施しに当たります。
いつでも機嫌のいい態度や振舞いを維持することは、人に安心感を与えて気分を軽やかにします。
あいさつをする
明るい言葉や、心からの感謝の言葉をかけて、人々の気持ちを軽やかにし、和ませてくれます。
問題が複雑になるのを防ぐ
上機嫌な態度や振舞いを崩さないことで、問題が複雑になるのを防ぎ、シンプルに解決させます。
- 穏やかな微笑みをかける
- 相手の気持ちを尊重して行動を加減する
- 大声でわめかない
- 怒りを鎮める
相手の上機嫌を大きくする
人の上機嫌に接したら、あれこれと詮索をせず、そのまま素直に受け取り、同じように喜びに満ちた笑顔を返すことで、相手の喜びをさらに大きくします。
嫌なことは広めない
- 悪意に満ちた反応
- 人の喜びを半減するような知らせ
など、嫌なことは一切広めないように、上機嫌な態度や振舞いを貫き、口を堅く閉ざします。
いつでも、人を楽しませる
人を欺いたり、下品にならずに、いつもでも人を楽しませることに力を注ぎます。
全てを良い面をみる
どんなに悪そう見えても、疑わしきは罰せずの精神で、全てを良いほうに解釈して見るようにします。
相手の悪いところを示して、ことさらに批判することを止め、上機嫌な態度や振舞いで立派な人間として扱うようにします。
笑い飛ばす
どんなに本気でかっとしそうになっても、自らを笑い飛ばして、事なきを得るように努力します。
率先して、背中を見せる
あとは、
- 幸せな人はどういう人なのか?
- どうすれば、そんな風になれるのか?
といった背中(生き様)を見せることです。
自分から率先して、理想とすべきモデルになります。
そうすると、どうなるのかな?
自然と愛されるようになる
幸せに関する義務を果たし、上機嫌を発揮して、周りの人達に幸せを施すなどみっちりと貢献すると、
多くの人から自然と愛されるようになっています。
媚びることがなくなる
そして、愛されたいがために、自分から人へ媚びへつらうようなことがなくなってきます。
まとめてみたkerokero
- 愛される人になるためには、義務を果たすことです。
- 義務とは、自分自身が幸せになり、その幸せを人々に与えることです。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。